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ネットギアの法人向け製品はなぜ「売りやすい/手離れがよい/提案しやすい」のか?

営業担当が語る「販売店/SIerさんに知ってほしいネットギアの魅力」

2018年07月24日 08時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: ネットギア

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「手離れが良い」理由:簡単操作のWeb GUI、さらにはスマホアプリ対応も

 販売店にとっては、顧客企業に導入した後の「手離れの良さ」も重要なポイントだろう。特に中堅中小企業の場合は、販売店がネットワークの保守運用も請け負っているケースが多い。ちょっとした設定変更やトラブル対応のために、たびたび顧客を訪問するのは避けたい。同時に顧客企業側も、そのたびに時間が取られるのは本意ではないはずだ。

 向高氏は、ネットギア製品がわかりやすいWeb GUIを備えているため、簡単な設定変更程度であれば専門知識を持たないエンドユーザーでも操作できる点をメリットとして挙げる。これがコマンドライン操作の製品ならばそうはいかないだろう。また「操作がわかりやすい」ということは「操作ミスを起こしにくい」ということでもある。

 これに加えて井上氏は、ネットギアのサポートセンターが年中無休で365日、メールや電話での問い合わせを受け付けている点も好評だと語る(平日:9時~20時、土日祝:10時~18時)。いつトラブルが起きてもサポートセンターに問い合わせられるのは大きな安心要素だ。また企業ネットワークの導入/更新作業は休日に行われることが多いが、休日でも対応が受けられるので無駄に時間をロスすることもない。

 向高氏はさらに、最近では「Insight」シリーズのネットワーク製品も、販売店から好評を得ていると説明した。Insightシリーズは、クラウド経由でスマートフォンアプリから設定変更や稼働状況の監視ができる機能を備えたネットワークスイッチや無線LAN APをラインアップしている(ReadyNASの監視も可能)。保守運用を請け負っている販売店担当者にとってはとても便利であり、向高氏は「こういう製品を待っていた、とよく言われます」と語る。

 「顧客企業のネットワークがダウンしたら、スマートフォンにアラートが飛んでくるのですぐに気づくことができ、現地に行かなくてもアプリ上でAPの再起動などが行えます。これまではエンドのお客様(顧客企業)が異常に気づいて販売店さんに連絡し、そこから現地に急行して対応が始まるというパターンで、どうしても対応完了までに時間がかかっていました。Insightならばその時間が大幅に短縮されますから、エンドのお客様にも販売店さんにも大きなメリットがあります」(向高氏)

Insightシリーズのスイッチ(GC752X/GC752XP)、無線LAN AP(WAC505)とアプリの画面

「提案しやすい」理由:ソリューション規模に応じた最適なモデルを用意

 最近の企業ネットワークは、単に「PCやサーバーをつなぐもの」だけではなくなっている。たとえば小売店舗の窓口デバイスや監視カメラなど、幅広い業務用IoTデバイス群が、幅広い場所でネットワーク接続されるようになった。逆に言うと、こうした業務ソリューションを提案するときに、ネットワークも一緒に提案するケースが増えている。それでは、ネットギア製品にはこうしたソリューションに組み込んで「提案しやすい」理由があるのだろうか。

 向高氏は、ネットギアが豊富な製品ラインアップを用意しており、提案内容に最適な製品を選ぶことができる点を挙げた。たとえばスイッチひとつを取っても、搭載するポート数やPoE対応の有無、管理機能などの異なるモデルが多数用意されている。最適なモデルを選べば、コストの無駄も少なくなる。

 「たとえばPoEスイッチを見てみると、他社製品の場合は全ポートPoE対応にしているために高価だったりします。ただし現場では、そこまでPoEポートはいらないということもありますよね。ネットギアならば、全ポートPoE対応のモデルだけでなく『半分だけ』PoE対応ポートといったモデルもラインアップしており、そのぶん価格を下げています。つまり、必要に応じて最適なモデルを選定しやすいわけです」(向高氏)

 そうした製品の代表例として「GS108PE」スイッチが挙げられるという。ギガビット8ポートのうち4ポートがPoE対応であり、コンパクトなので無線LAN APや監視カメラなどのネットワーク接続に便利だ。しかもアンマネージプラス・スイッチであり、VLAN構成にも対応する。井上氏も「地方拠点や店舗などでは『AP 1台、カメラ1台とスイッチ』といった小規模な導入ケースも多く、それにぴったりです」と語る。実際、監視カメラメーカーなどが顧客にソリューション提案する際、GS108PEを組み合わせることも多いようだ。

人気製品である8ポート アンマネージプラス・スイッチの「GS108PE」。PoE対応を4ポートに抑え、税込定価でも2万円を切る導入しやすい製品

 「提案しやすい」ポイントについて、井上氏は、自らが担当したある販売店の提案案件を紹介してくれた。2016年4月の熊本地震で被災したある病院では、建物の建て替えと同時に院内ネットワークの再構築を必要としていた。しかし、販売店が他のネットワーク機器メーカーで見積もりを取ったところ数千万円規模になってしまい、そこから話が先に進まなくなったという。

 「そのとき販売店さんがネットギアを見つけてくださり、結果として導入コストをかなり下げられました。それに加えてライフタイム保証もあり、将来的な更新コストも削減できるということで、その案件の受注が決まりました」(井上氏)

 このように、コストがネックになってなかなか決まらない案件を抱えている販売店は、ぜひ一度ネットギアに相談してみてほしいと井上氏は語った。高品質でリーズナブル、なおかつライフタイム保証もある、ネットギア製品の強みを生かした競争力の高い提案ができるという自負があるからだ。同様に向高氏も、ネットギアが力になれることは多いので「ぜひご相談を」と呼びかける。

 「販売パートナーさんが初めてネットギア製品を提案をされるときに、われわれも一緒になって提案のお手伝いをさせていただくケースもあります。ネットギアの良い点として、営業もエンジニアもフットワークが軽く、柔軟に対応できるということがあります。実際にわたしも全国を飛び回っていますので、ぜひお問い合わせいただければと思いますね」(向高氏)

* * *

 今回はネットギアのセールス担当の視点から、販売店やSIerに「知ってもらいたい」ポイントを語ってもらった。次回はカスタマーサポート担当に、製品カタログの情報だけではなかなか見えてこない、ネットギアのサポートサービスの特徴や魅力をインタビューしてみたい。

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(提供:ネットギア)

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