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ポタフェス 2018夏 第2回

新感覚のINAIR、そしてGRADOもいい

ダダモレでもいいじゃん、自然さにこだわる注目ヘッドフォン

2018年07月15日 06時30分更新

文● きゅう 編集●ASCII

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より音を身に着けている感じにひたるなら……

 オウルテックが展示していたのが、肩掛けタイプのスピーカー。すでにボーズやソニー、JBLなどの製品があり人気だが、こちらの製品が面白いのはスピーカー部分を取り外してしまえる点だ。要はウェアラブルでも、据え置きでも使えるということ。どんな用途で有効なのか、外せる必要があるのか、やや疑問に思える部分もあるが、斬新だ。

ああ知ってる、流行の肩掛けスピーカーでしょう?

えっ!? スピーカー外れるの……?

 普段はBluetoothスピーカーとして使っておき、洗濯ものを干したり、皿を洗ったりする際には身に着けて、移動しながら使えるぐらいのイメージなのだろうか? あとはキャンプとか持って行ったり? そうすれば一人でもみんなでも楽しめる。

 年内には製品化したいが、価格も発売時期も未定とのこと。

締めは自然というより開放感全開という感じのGRADOで

 トリを務めるのは、GRADOの「GW100 BT」である。

 ただのBluetoothヘッドフォンじゃんと思った方、それは正しい。正しいのだが……、これはモバイルとしては、超珍しいオープンタイプであるという点に注目。つまり、あなたの聴いている音楽は隣の人にだだもれになる。しかしその分、ほかのヘッドフォンにはない開放感あるサウンドを楽しめるというわけ。もうひとつ言うと軽い。ただしそんなにチープな感じもない。ここもいいところだ。

 アメリカのGRADOは何十万円もする超高級ヘッドフォンも世に送り出している老舗ヘッドフォンメーカーだが、こだわりはオープンタイプ。ブランド初のBluetooth機でもそこは曲げずに製品投入してきた点がなんとも潔い。さらに価格も2万円台半ばと比較的お手頃な範囲に収まっている。

 なお対応コーデックをはじめとした仕様に関してはすべて未定。耐久性に関してもやや不安があるため、ブラッシュアップの要望を出しているとのこと。秋冬の発売に向けて鋭意準備中だ。なお、有線接続でも利用できる。音の印象は無線でも有線でも差がないとのこと。

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