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1型センサー搭載高級コンデジ、パナソニック「TX2」とソニー「RX100M6」はどっちが買い!?

2018年07月08日 12時00分更新

文● 荻窪圭、編集●ハシモト/ASCII編集部

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広角端や望遠端で寄るならTX2
でも、50mm相当前後ならRX100M6もいい

TX2の望遠端でぐぐっと寄ってみた。1mまでしか寄れなくても望遠なのでここまでアップで撮れる。望遠で撮った方が背景も整理できてきれいにボケる(360mm相当 1/800秒 F6.4 ISO 200)

TX2の望遠端でぐぐっと寄ってみた。1mまでしか寄れなくても望遠なのでここまでアップで撮れる。望遠で撮った方が背景も整理できてきれいにボケる(360mm相当 1/800秒 F6.4 ISO 200)

RX100M6の望遠端で。同じ1mだが200mm相当なのでそこまでぐっと寄れた気はしない。もっともこれでも十分大きく撮れているのだが(200mm相当 1/640秒 F4.5 ISO 125)

RX100M6の望遠端で。同じ1mだが200mm相当なのでそこまでぐっと寄れた気はしない。もっともこれでも十分大きく撮れているのだが(200mm相当 1/640秒 F4.5 ISO 125)

 広角・望遠・AF・連写、そしてもうひとつ重要なのはマクロ。どのくらい近寄って撮れるか。

 どちらのモデルも広角時に最も寄れる。

 TX2は広角時にレンズ前約3cm、RX100M6はレンズ前約5cm。若干、TX2の方が有利だ。望遠端ではどちらも1m。より望遠なTX2の方が大きく撮れる。

 ではその中間ならどうか。

 実のところ、広角端で3cmといっても、寄れば寄るほど影が落ちやすくなるし、被写体の形をキレイに出すには広角より標準から中望遠がいい。

 あれこれ試してみると、50mm前後がどちらもほどよく寄れて使いやすそうだ。

TX2でぐぐっと花に寄って見た(57mm相当 1/800秒 F5.6 ISO 200)

TX2でぐぐっと花に寄って見た(57mm相当 1/800秒 F5.6 ISO 200)

RX100M6で同じくらいの距離から撮影(55mm相当 1/800秒 F4 ISO 125)

RX100M6で同じくらいの距離から撮影(55mm相当 1/800秒 F4 ISO 125)

 TX2は50mm相当だとレンズ前10cm。RX100M6はあれこれ試しての実測なので正確さに欠けるが8cmくらいまで寄れた。

 広角端や望遠端ならTX2だけど、50mm相当前後ならRX100M6も結構イケるよという結論である。

TX2はフルオートで料理を認識

 近距離でよく撮られる被写体と言えば料理だけど、それはどっちのカメラでも問題ない。ただ、パナソニックはフルオートで「料理認識」をしてくれる。

TX2のオートで撮影。料理と認識し、少し赤みがかったおいしそうな色合いで撮れた(24mm相当 1/80秒 F3.3 ISO 200)

TX2のオートで撮影。料理と認識し、少し赤みがかったおいしそうな色合いで撮れた(24mm相当 1/80秒 F3.3 ISO 200)

RX100M6のオートで撮影。ホワイトバランス的には正しいが美味しそうっぷりではTX2の料理モードにちょっと分がありそう(24mm相当 1/60秒 F2.8 ISO 125)

RX100M6のオートで撮影。ホワイトバランス的には正しいがおいしそうっぷりではTX2の料理モードにちょっと分がありそう(24mm相当 1/60秒 F2.8 ISO 125)

 確かに、TX2の方が艶っぽくておいしそうかも。

 近距離撮影は互角だけど、TX2の方が幅広くいろいろな距離で撮れそうだ。

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