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柳谷智宣がAdobe Acrobatを使い倒してみた 第63回

PDFの隠したい部分を「墨消し」で完璧に消してみる

2018年07月05日 11時00分更新

文● 柳谷智宣

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墨消ししたい部分をドラッグして囲む方法

 テキストを選ぶ以外にも、領域を選択することができる。まとめて墨消ししたい部分をドラッグして囲み、「適用」をクリックすればいい。前述の文字を消すのと同じように墨消しできる。

 ページ全体を墨消ししたい場合は、「墨消しとしてマーク」メニューから「ページ」をクリックすればいい。特定のページ範囲や現在表示しているページ全体を墨消しできる。全面が真っ黒になるので見た目は悪いが、ページごと隠したい場合に利用できる。

 文書内の特定の単語をすべて消したい、ということもあるだろう。そんな時、目視で作業すると、見落としが発生してしまう。検索機能を利用して、一括で処理してしまおう。まずは、「テキストを検索」をクリックして、検索ウィンドウを開き、キーワードを入力。「テキストを検索して削除」をクリックして、検索しよう。一覧から、墨消ししたい項目にチェックし、「チェックした結果を墨消し用に設定」をクリックすればまとめてマークできる。「すべてをチェック」をクリックして、すべて選択するのも簡単だ。

ドラッグして消したい範囲を選択する

「適用」をクリックすれば、選択範囲を墨消しできる

「墨消しとしてマーク」メニューから「テキストを検索」をクリックする

検索ウィンドウが開くのでキーワードを入力して、「テキストを検索して削除」をクリックする

墨消しする項目にチェックする。「すべてをチェック」をクリックするとまとめて選択できる

「チェックした結果を墨消し用に設定」をクリックすると、キーワードすべてがまとめてマークされるので「適用」をクリックすればいい

墨消しの上にテキストを載せたり、色を変えてみたりカスタムしてみる

 墨消しの設定をカスタマイズすることもできる。たとえば、墨消しの上に文字を載せることが可能。広い範囲を墨消しする際、「個人情報は墨消ししています」のように表示されているとわかりやすい。この設定は、第2ツールバーから「プロパティ」を開き、「表示方法」タブで行う。「オーバーレイテキストの使用」にチェックを入れて、フォントやフォントサイズ、表示方法、文字色、文字列などを指定する。

 同じプロパティ画面で、墨消しの色を変更することもできる。もちろん標準は黒だが、水色や紫で消すことも可能だ。墨消しというちょっとインパクトの強い処理を、ポップな感じにできるので雰囲気を和らげられる。

第2ツールバーの「プロパティ」を開き、「オーバーレイテキストの使用」にチェックする

設定したテキストが表示された

「墨消し領域の塗りつぶしの色」をクリックして変更する

墨消しの色を変更できた

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