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「G-GEAR mini『バーチャルキャスト(β)』推奨モデル」はVRもゲームも快適なポテンシャル

2018年06月26日 11時00分更新

文● 林 佑樹 編集●ジサトラショータ

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VRを楽しみたい入門者にもオススメの充実スペック

 続いては、ベンチマーク結果を見ていこう。今回は、「3DMark v2.4.4264」からFire StrikeシリーズとTime Spy、「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク」、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」、「SteamVR」パフォーマンステストを実行した。グラフィックドライバのバージョンはGeForce 397.64 Driverだ。ちなみにグラフィックドライバは更新回数が多く、アップデートによって動作が改善することが多い。デスクトップにあるGeForce Experienceを起動し、アカウントを登録しておくと、自動的に新しいドライバーがダウンロードされるようになるほか、録画や配信、スクリーンショットなどの機能も使用可能になる。

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3DMark。左からFire Strike、Fire Strike Extreme、Fire Strike Ultraの結果で、順に重いベンチマークとなる。スコアが高いほど高性能で、この場合はFire Strike Extremeまでは良好なスコアだが、FPSをみると、Fire Strike Extremeでは30fps台となっており、ゲームによっては設定をさげる必要があるだろう

Time Spy。DirectX 12を使用するベンチマークで高性能なPC向け。Graphic Test 1/2のスコアを見ると30fpsを下回っており、DirectX 12前提の超ヘビーなゲームタイトルをプレイするにはややスペック不足か

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を、最高品質/1920×1080ドット/フルスクリーンで実行した結果。同ベンチマークは現状、大半のゲームタイトルの動作基準として考えても良く、「非常に快適」な結果であれば、設定を気にせず遊びやすいだろう

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」。高品質/1920×1080ドット/フルスクリーンで実行した結果。こちらはAAA級タイトルの指標にもなり、オープンワールドゲームをキレイに楽しめるかなといった場合の参考にしてもいい。やや厳しい結果となった

VR環境の指標となる「SteamVRパフォーマンステスト」。最終的に「VRレディ」と表示されればまずOKで、90fps以下のフレームが0%であれば快適という覚え方をするといい。本製品はスクリーンショットを見ても分かるように、しっかりVRレディだ

 「GI7J-B92ZT/VC1」は、小型で設置がしやすく、VRで要求されるスペックを満たしているほか、配信についても配慮されているなど「VRの住民になる! PCのことはよくわからないけど!」といった人にもオススメだ。HTC Viveとのセットも用意されているので、まとめて購入もアリ。ともあれ、最新のムーブメントを楽しむことを前提に検討されたモデルで、その点ではTSUKUMOを高く評価したい。

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