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撮影から共有まで一気通貫―― 新VR映像配信サービス「ハコスコUP!」

事業者向けのサポートサービスも

 ハコスコは6月12日、VR配信ソリューション「ハコスコUP!」の提供開始を発表した。

 360度カメラと360度映像配信サービスを組み合わせたサービス。撮影からウェブページ埋め込み、配信・共有までがワンストップで可能だという。映像配信には同社が運用するプラットフォーム「ハコスコストア」を利用。8K 3Dの超高画質の静止画と動画配信に対応する。映像は専用アプリ「ハコスコアプリ」のほか、ブラウザーでのウェブ再生にも対応。ヘッドマウントディスプレーを使った再生環境で3D視聴が可能としている。

 ストレージ容量3GBで1年間の保存期限が設定されている無料のプランと、保存期間が無制限の有料プラン(プロ:50GB/スタンダード:5GB)を用意。価格はプロが2万円/月、スタンダードが5000円/月。有料プランは「ハコスコ PanoClip」が無料で利用できるほか、1Gを超える大容量ファイルや、ライブ配信、課金販売機能などが使える。不動産物件やホテル、式場・会場などの施設情報を扱うメディア事業者には、既存サイトに360度映像を追加するサポートも実施するという。

 新サービスリリースにあたり、同社はInsta360と技術提携。iPhoneで簡単に360度静止画が撮影できるクリップ式レンズ「ハコスコ PanoClip」(税別4500円)を発売するほか、「Insta360 ONE」や「PanoClip」アプリと360度映像配信プラットフォーム「ハコスコストア」を連携させるという。これによりInsta360製品で撮影した360度映像を、アプリから直接ハコスコストアにアップロードできるようになるとしている。

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