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COMPUTEX TAIPEI 2018レポート 第39回

Windows 7のサポート終了はビジネスチャンス

マイクロソフトが基調講演でパートナー企業との連携を強調

2018年06月11日 22時18分更新

文● 中山 智 編集●北村/ASCII編集部

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 「セキュリティー」については、マイクロソフトのDistinguished Engineer Galen Hunt氏がプレゼンを担当。セキュリティー機能をワンチップにまとめた「Azure Sphere MCU」について解説した。

Distinguished Engineer Galen Hunt氏

壇上でAzure Sphere MCUを披露

Azure Sphere MCUの構成

 プレゼンではMediaTech製のAzure Sphere MCUを紹介。このチップセットを採用することで、たとえばPCだけでなくネットワークにつながる家電製品なども安全にサービスを提供できるため、IoT時代に欠かせないソリューションだ。

プレゼンで紹介されたMediaTech製のAzure Sphere MCU

PC以外のネットワーク機器でも高い安全性が担保できるAzure Sphere MCU

 「AI」に関しては、同社のAIマーケーティング担当CVP Mitra Azizirad氏が登壇。発表されたばかりのスピーチデバイスSDKを使ったコンパクトな翻訳機の紹介や、Visual StudioでAirSimによるDJI製ドローンの自動飛行シミュレーションプログラムなどが披露された。

AIマーケーティング担当CVP Mitra Azizirad氏

左がピーチデバイスSDKを使った翻訳機

Visual Studioでドローンの飛行をシミュレートするプログラムを披露

 一般的にマイクロソフトと聞くとイメージする、WindowsやOfficeといった話は今回の基調講演ではほとんど登場せず、ほとんどがパートナー企業と連携していかにイノベーションをすすめていくかというポイントに終始していたプレゼンだった。

Nick Parker氏の娘さんはハローキティのPCを使っているとの発言で会場には笑いが……とはいえ、ハローキティもコラボレーションが多いキャラクターと言える

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