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T教授の「戦略的衝動買い」 第484回

ナイフ型やバンド型など、変わり種SIMカードケース3種類を衝動買い

2018年06月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●編集部ハシモト

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パスポートなどに巻き付けられる「S-Keeper」

S-KeeperはMakuakeクラウドファンディングで見た途端にピクピク来て大人買い

S-KeeperはMakuakeクラウドファンディングで見た途端にピクピク来て大人買い

 さて、今回のSIMケース三昧の最後に紹介するのは、つい先日、クラウドファンディングを大成功の内にクローズした「S-Keeper」(エスキーパー)と呼ばれる製品。

 従来のSIMケースの想像をはるかに超えた面白い商品で、筆者もネットで見つけて速攻で6セットの大人買いバッカーになった次第だ。

シリコンラバーの柔らかい特性を利用して折り曲げて簡単にnanoSIMを収納できる

シリコンラバーの柔らかい特性を利用して折り曲げて簡単にnanoSIMを収納できる

SIMピンも同様の方法で簡単に収納できるが、意外と落とさない

SIMピンも同様の方法で簡単に収納できるが、意外と落とさない

nanoSIMとSIMピンを収納すれば、S-Keeperを表に向けて完了

nanoSIMとSIMピンを収納すれば、S-Keeperを表に向けて完了

 少しサイズの大きいバングルのようなデザインを採用し、途中の幅の広い部分に、nanoSIM一個とSIMピンを収納する仕組みだ。素材はシリコン系ラバーで、旅行中に肌身離さないパスポートの表紙などに巻き付けておくらしい。

 しかし、出入国審査などのロケーションではパスポートのビニールカバーなどにも猶予がない雰囲気なので、パスポートの表紙に取り付けたS-Keeperが入国管理官にどう映るのか予測できない。

筆者は機内で使う「Kindle」のハードケースのカバーに取り付けている

筆者は機内で使う「Kindle」のハードケースのカバーに取り付けている

取り出す時も指で引っ張れば簡単に取り出せる

取り出す時も指で引っ張れば簡単に取り出せる

 筆者は安パイ路線を狙って機内持ち込みの「Kindle」のカバーにでも固定しておく予定だ。

 S-KeeperはnanoSIMやSIMピンの収納、取り出しに関して、シリコンラバー製の柔らかくかつ伸縮自在の特製を上手く活用した逸品だ。

1パッケージに2個(2人分)入っているのがグッドだが、あくまでnanoSIMしか収納できないので、そこは注意だ

1パッケージに2個(2人分)入っているのがグッドだが、あくまでnanoSIMしか収納できないので、そこは注意だ

バングルになれば理想的だと思ったが……少し大きい

バングルになれば理想的だと思ったが……少し大きい

 残念ながら常時身に着けておくバングルとしては使えないのと、時代の大勢ではあるが、収納できるSIMはnanoSIM 1枚だけというのが読者の条件に合うかどうかだけだろう。

海外に行く際に持っていくモノが多い筆者
それを踏まえた上でのSIMケース選び

海外にはパソコンを持っていかなくなったが相変わらず小物が多い

海外にはパソコンを持っていかなくなったが相変わらず小物が多い

いずれも最近のSIMケースの代表的な感じだが、目的に合わせて選べそうだ

いずれも最近のSIMケースの代表的な感じだが、目的に合わせて選べそうだ

 海外旅行や海外出張に持っていくSIMケースは重要なアイテムの1つだが、アナログ昔人間の筆者には、ほかにも必要なものがいろいろある。

 まず、マニュアル不要で時間設定に苦労しない使い慣れた腕時計。

 そして、どれだけ先進テクノロジーを搭載したスマホでも、絶対に撮れない結果を提供してくれるデジカメや360度カメラ。

 慣れ親しんだアナログの手帖と筆記具に昨今流行のクラウド型音声通訳機。

 もしもの場合のeSIM搭載の世界対応モバイルルーター。

 フリック入力ができなくてもスピードで遅れをとらない入力を実現する折り畳みキーボード。

 そして最後に暇つぶしの道具「KACHA」……これらすべてが揃った上でのSIMケースかもしれない。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:
カードケース型SIMケース
アーミーナイフ形SIMケース S-Keeper(nanoSIM 1枚専用)

価格:それぞれ699円(カードケース型)、949円(アーミーナイフ形)、6222円(S-Keeper 6セット)で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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