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Ryzen 7&B350のコスパPCが脱“Sandyおじさん”に最適なワケ

ゲームは30fps以上差!快適度は段違い

2018年06月18日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトラ ハッチ

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 ここまでパワフルなPCならば、PCゲームも快適だ(G-TuneブランドのPCなので、本来はゲーム用だが)。まずは「3DMark」のスコアーを比較。

「3DMark」のスコアー

 このテストはGTX 1080のパワーが遺憾なく発揮された結果となった。Ryzen 7 2700XがCore i7-2600Kの2倍強の性能なら、GTX 1080はGTX 970の2倍近い(スコアーにはCPUの性能も加味されるので、単純比較はできない)。特に負荷の高いTime Spyでは2倍以上になっているので、CPUとGPUのパフォーマンスのバランスが重要になる。その点、NEXTGEAR-MICRO am540PA2は非常に良好な性能であるといえる。

 続いてはVR環境でのパフォーマンスを見る「VRMark」だ。現行VR環境における利用を想定した“Orange Room”と、DX12ベースのVRアプリを想定した“Cyan Room”のスコアーが重要になる。

「VRMark」のスコアー

 今回準備した旧世代PCはGTX 970を搭載しているだけあって、Orange Roomのスコアーは比較的高い。テスト中の平均fpsは110fps強なので、割と動いてしまうという印象を受ける。だがDirectX 12ベースのCyan Roomだと突然失速する印象。将来的に増えるであろうDirectX 12ベースのVRコンテンツに備えるなら、NEXTGEAR-MICRO am540PA2に乗り換えておくべきだろう。

 次は重量級タイトルである「Assassin's Creed: Origins」を利用する。画質は“最高”とし、ゲーム内ベンチマーク機能を利用して平均fpsを比較する。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3通りで検証した。

「Assassin's Creed: Origins」の平均fps

 GPU並CPUへの負担も高いゲームであるため、コア数の多いCPUを備えるNEXTGEAR-MICRO am540PA2のパフォーマンスの高さが際立つ。旧世代PCでも画質を下げればプレイ可能だが、最高のクオリティーでプレイしたければ、NEXTGEAR-MICRO am540PA2は非常に魅力的。解像度WQHDでも平均60fpsは出せる点に注目したい。

 続いてはゲームの重さとしてはミドル級の「Far Cry 5」で試してみる。こちらも内蔵ベンチマーク機能を利用して、平均fpsを比較してみた。画質は“最高”に設定している。

「Far Cry 5」の平均fps

 フルHDなら旧世代PCでも平均60fpsは出たが、その上の解像度になるとカクつきがひどい。NEXTGEAR-MICRO am540PA2ならWQHDでも常時60fpsをキープしながらプレイできる。最新ゲームを最高の画質で遊びたい人なら、NEXTGEAR-MICRO am540PA2は非常にオススメだ。

 最後にいまだ人気衰えぬ「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」でも試してみよう。画質は“ウルトラ”とし、Erangelマップでのリプレイ再生時のフレームレートを「OCAT」で測定、平均fpsを比較する。

「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」の平均fps

 旧世代PCでもフルHDなら平均50fps出せるが、最低fpsが30fps程度に落ち込むので、素早く振り向いた時のカクつきが酷く、銃撃戦では敵の動きを見逃しやすい。これに対しGTX 1080を搭載したNEXTGEAR-MICRO am540PA2はほぼ60fps以上をキープできるため、シビアなバトルに勝ち残れる可能性が生まれる。PCゲームではPCのスペックも重要なのだ。

まとめ:ゲームにもクリエイティブ系アプリにも強い

 以上でNEXTGEAR-MICRO am540PA2のレビューは終了だ。G-TuneブランドのPCは昨今の“ゲーミング〇〇”にしては落ち着いたデザインだが、スペックは切れ味鋭い。GTX 1080ならほとんどのゲームを快適に楽しめるし、Ryzen 7 2700Xのパワーを活かしてプレイ動画等の編集もサクサク進められる。ゲームを遊ぶだけでなく、プラスアルファの使い方をしたい人にオススメしたいPCだ。

 唯一残念なのは、本機のチップセットが「B350」であることだ。第2世代Ryzenの“X型番”のCPUと“X470”チップセットを組み合わせると「Precision Boost Overdrive」という機能が使え、さらにパフォーマンスが伸びるのだが、B350だと有効にならない。もっとも原稿執筆時点ではPrecision Boost Overdriveはまだ開発中の機能であるので仕方ない部分ではある。だが第2世代Ryzenの性能はほぼ活かせており、残り数%の性能アップのために高コストなX470マザーボードを使わない、という判断は十分リーズナブルである。

価格・構成は、記事作成日のもの。最新情報はマウスコンピューターのサイトを確認して欲しい。

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