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今しか見られない「青もみじ」を見に、そうだ 京都、行こう。

2018年06月02日 16時00分更新

文● 佐藤ポン 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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京都おすすめスポット その3
日本庭園が美しい! ふだんは非公開の寺院「宝厳院」

 常寂光寺から徒歩数分にある「宝厳院」(ほうごんいん)。通常は公開されておらず、6月30日までしか入れない貴重な寺院だ。今この季節に京都観光をするなら、忘れずに足を運びたいスポットだ。

青もみじが日陰を作ってくれるので、とても心地よく散策できる

 宝厳院の特徴は、日本庭園「獅子吼(ししく)の庭」。この庭園は回遊式のため、園内をぐるっと歩きながら楽しめる。日本庭園なので当たり前だが、「青もみじ」を代表とする樹木や苔、石、水で構成されている。庭園の手入れが行き届いているさまを見ると「ここまで美しいのか」と感動すること間違いなし。静かに写真を撮りながらぐるっと園内を周っていると「もう今日はずっとココにいるだけでいい」とも思えてくる。急な階段や坂道がなく、ご年配の方や子どもが安全に拝観できるのもナイス。

歩き疲れてすり減っていた筆者のHPが、モリモリ回復していくのがわかる。癒し効果バツグンだ

宝厳院の前の道路脇に、ずらりと並ぶ石像。これらは「嵐山羅漢」と呼ばれており、先祖供養や繁栄祈願などの想いを込めて建立奉納されているそうだ。年々増え続ける嵐山羅漢も人気の観光スポットとのこと

宝厳院】(ほうごんいん)
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36(Googleマップリンク)
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:500円

京都おすすめスポット その4
「叡山ケーブル」

 比叡山の中腹まで運んでくれる「叡山ケーブル」も、「青もみじ」を楽しめる観光スポット。1925年(大正14年)に誕生したケーブルカーの所要時間はわずか9分。「ケーブル八瀬駅」から「ケーブル比叡駅」まで運行する。

 青もみじを見ながら標高約560mを登ると、そこは「パノラマ広場」と名付けられた公園があった。京都市内を一望できる展望台は、低地よりかなり涼しく快適。取材時はナイター営業期間外だったが、夜景もかなり美しそうだ。次回は夜景を堪能しに行きたい。

「ケーブル八瀬駅」から乗車する

山頂にあるパノラマ広場。文字どおりパノラマが広がる

比叡ケーブル
運賃:片道540円
運行時間:平日 9:05~18:15、休日 9:00~18:15、夏期ナイター 9:00~21:00
(夏期ナイター営業:2018年7月28~9月2日の土日祝と、8月7日、8月11~16日)

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