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業務改善に効く最新ビジネスクラウド活用術 第14回

人数ではなく機能&容量課金がうれしい!

ビジネスプロジェクトを手軽に管理できる「Backlog」を試してみた

2018年05月21日 09時00分更新

文● 柳谷智宣

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 ダッシュボードからプロジェクトを開き、まずは初期設定を行なう。ユーザーが追加されていることを確認したり、アイコンやテーマカラー、ヘッダー、背景色をカスタマイズする。今回は、お酒のアイコンにしたうえで、コーポレートカラーの赤色にしてみた。

プロジェクトが作成できた。「プロジェクト設定」で参加しているユーザーを表示してみた

「テーマの設定」で、プロジェクトのアイコンを選択する

「プロジェクトの色」でテーマカラーを選択する

 次は「課題」を登録してみる。「課題の追加」をクリックすると、追加画面が開くが、多数のフォームが表示される。とはいえ、必ずしもすべて入力する必要はない。件名は具体的な内容にして、あとで検索する際にひっかかるようにしておきたい。ただし「詳細」に入力する内容と矛盾しないようにすること。たとえば、「~の確認」という件名なのに、詳細には「~修正しておくこと」などと書いてあれば、きちんとタスクが処理できなかったり、逆に重複したタスクが発生したりしてしまうからだ。担当者と期日、優先度などを入力したら、「追加」をクリック。

 これで、プロジェクトの「課題」で一覧表示されるようになる。「課題」の画面を開くと、下にあるフォームからコメントをやりとりできる。ステータスの変更もここから行なえる。未対応から、処理中、処理済み、完了の4ステータスで、これはカスタマイズできない。とはいえ、議論の余地のない単語なので、間違えることもないだろう。

「課題の追加」をクリックする

件名や詳細、担当者などを入力していく

開始日や期限日など、必要な項目を入力したら「追加」をクリックする

課題を登録できた

「課題」の一覧表示から課題を開く

画面下のフォームからコメントを書き込んでみる

操作は簡単なので、密なコミュニケーションが可能

コメントの入力画面もしくは「状態の変更」を開き、ステータスを変更できる

使いやすいモバイルアプリも用意され外出先でも利用できる

 iOS/Androidアプリも無料でダウンロードできる。スマホに最適化されたデザインになっているうえ、コメントはマークダウン記法で記載でき、視認性が高い。URLなどもダイレクトにリンクが開くようになっているし、ファイルも表示できる。ファイルをほかのアプリへ受け渡すことも可能だ。

 参加している複数プロジェクトの切り替えどころか、複数のスペース(アカウント)を切り替えることもできる。外出先でも、がっつりとすべてのプロジェクトを管理できるので、時間を効率的に利用できる。

Backlogのスマホアプリ。画面はiPhone 7 Plus

タスクを開いてみる

コメントもやりとりできる

タスクも登録できる。画面は超シンプル

メニューを辿ってそれぞれの設定を行なう

タスクを登録できた

 以上で、初めての課題登録までが完了。次回は、Backlogのウリでもあるコラボレーション機能を中心に紹介する予定だ。

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