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【プレイ動画付き】仲間との絆が強くなる!?「ドラゴンクエストVR」を本気で楽しんで来た!

2018年05月04日 13時00分更新

文● ジサトラ ハッチ

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 本作では走ってはならない、と冒頭の説明で注意喚起されるが、ドラクエの世界に興奮して走ったり、剣を振り回して他の人とぶつかったりといったことを危惧した。しかし、実際にプレイしてみると戦士はVR上で本来手に持っているデバイスよりも長い剣が見えていて、自分の動きに連動することでリアリティーが生まれ、それが隣の他の戦士に当たるのでは?という意識により、不必要に近づいたり、走り回るようなことはなかった。

 VRに慣れている筆者でもこういった意識を持ったため、初めてVRに触れた人であれば、もっと恐る恐るの行動になるため、そうした接触の危険は少ないように感じた。

 実際に去年から稼働して攻殻機動隊でもそのようなプレイヤー同士の接触の危惧を考えたが、やはりプレイヤーは高いリアリティーにより走り回るようなことはせず、接触するという事故は起きていないという。割と重量のあるバックパックPCを背負い、いろいろとデバイスを体中に付け、持ったりしていることで、行動の制約がある空間にいるという意識を自然と持つのかもしれない。

 さて、最初のフィールドを超えると、次のフィールドへは少し先に進んだ後「ルーラ」で移動する。ルーラは発動すると、上空へ飛び上がるようなエフェクトがあり、実際に上空へ引き上げられるような奇妙な感覚を覚えた。へー「ルーラ」ってこんな感じなんだ、と非現実ながら納得するリアリティーがあった。

 2つ目のフィールドは岩だらけの「山ろく」。「キメラ」や「さまようよろい」が登場。戦士は「さまようよろい」とお互いの攻撃を盾で受け合いながら、剣で斬りつける戦いに没頭。突如現れる「ゴーレム」の巨大さにも驚く。

 この段階になると自然と後衛の魔法使いと僧侶は、戦士の後ろに下がり、戦士の2人は前に出るという行動が行なわれるのがおもしろい。ちなみに、プレイヤーはプレイエリア内でしか戦えないため、戦士はある一定の距離までしか敵に近づけない。

 そんななか「キメラ」は近づいてこないため、魔法使いの魔法や僧侶の「バギ」頼みとなるので、戦士は「キメラ」からが放つ火球を盾で防ぎ、後衛の人で攻撃する役割分担が必要だ。

プレイエリアの端は、赤い境界線で描かれる。プレイエリアを出てしまうと警告メッセージが表示されるので、すぐにエリア内に戻る必要がある

魔法使いや僧侶は、味方の体力を回復しつつ、積極的に「キメラ」を攻撃しよう

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