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PC、デジカメ、AV機器、今春のお買い得製品はコレ! 第2回

ミラーレス一眼はレンズキットが5万円台の「EOS M100」が今買い

2018年05月03日 12時00分更新

文● 周防克弥 編集●ハシモト/ASCII編集部

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スマホとの連携もバッチリ

 EOS M100で便利なのがスマホとの連携だ。スマートフォンに専用アプリ「Camera Connect」をインストールして最初にペアリングしておけば、その後の再接続時に難しい設定は不要。

 NFCに対応しており、対応スマホを近づけるだけで接続からアプリ起動まで自動的に行なわれるので、接続のわずらわしさも少ない。

 Bluetoothで常時接続の設定も可能で、M100で撮るだけで自動的にスマホへ画像が転送されるようもできる。

 写真をSNSにアップする場合でも、スマホのカメラで撮影した画像よりもキレイな写真をすぐにアップできて便利だ。

 M100ではリモートレリーズ用の端子やリモコンに対応していないが、スマホからのリモートコントロールが可能。記念写真などでカメラを離れた場所に置いても、スマホの大きな画面で画角を確認しながら撮影できる。

 動画撮影はフルHD解像度までできる。60P、30P、24Pの設定が可能で、HDでは60P、VGAでは30Pでの記録になる。

レンズキット付きで5万円台で買えるならお買い得

キットレンズ「EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM」で撮影。絞りF5.6で絞り優先オート

本ページの撮影サンプルはキットレンズ「EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM」で撮影。絞りF5.6で絞り優先オート

F6.3で絞り優先オート。最短撮影距離はズーム全域で約25cm。スナップ撮影や食べ物などを撮るには十分な性能だが、望遠側で絞り開放で近接撮影をするとシャープネスが甘めで若干フレアかかった感じになりやすい

F6.3で絞り優先オート。最短撮影距離はズーム全域で約25cm。スナップ撮影や食べ物などを撮るには十分な性能だが、望遠側で絞り開放で近接撮影をするとシャープネスが甘めで若干フレアかかった感じになりやすい

F8.0まで絞ると周辺の画質も安定してくるがこれ以上絞ると今度は回折現象で甘さが出てくるので注意が必要

F8.0で絞り優先オート。F8.0まで絞ると周辺の画質も安定してくるがこれ以上絞ると今度は回折現象で甘さが出てくるので注意が必要

F6.3で絞り優先オート。かなり近い位置から撮影。若干フレアっぽい甘さが出ている。フレアの感じから色収差も出てそうだが、レンズ収差補正機能が備わっているので気になることはほぼない

F6.3で絞り優先オート。かなり近い位置から撮影。若干フレアっぽい甘さが出ている。フレアの感じから色収差も出てそうだが、レンズ収差補正機能が備わっているので気になることはほぼない

 Mシリーズに共通した機能はほぼ網羅しており、タイムラプス撮影やフルHD/60Pの動画撮影など、上位モデルと同じ性能を備えている。

 マイク入力端子やリモコンに非対応など、細部で機能に制限もあるが、手軽に使えて高画質な写真が撮れる貴重なカメラでもある。

 発売から半年ほど経ってはいるが、標準ズーム付きで5万円台で購入できるならかなりお買い得といえよう。

 次回はAV機器関連のお買い得製品を紹介する。AV機器といってもいろいろあるが、今お買い得と思われるのはAVアンプ。3万円AVアンプがどんなものか紹介する。

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