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【役に立つ自作PC知識】APUは27ヵ月油に沈めておいても動作する

2018年04月23日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII編集部

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油没スティックPCのその後

 アスキーにはもうひとつ油没PCがある。それが油没スティックPCだ。これはIntel Compute Stick「STK2M364CC」を使用し、2016年10月から2018年4月まで、エンジンオイル「モービルワン」に沈んでいる。

エンジンオイルに浸かったスティックPC

 こちらは2018年1月の自作PCオフ会に展示するために起動テストをしており、それをクリア。また2018年4月にも起動を確認している。

 得られた知見としては、USB Type-Cがとても抜けやすくなっていたことだ。HDMIやmicroUSBは問題なかっただけに意外なのだが、これは接続後にUSB Type-Cポートに対して、軽いペンチなどで圧力を加えておくと回避できる。

自作PCオフ会で展示ついでにLEDテープを突っ込んだ状態にバージョンアップした。カッコイイ

 そんなわけで、油没をやってみようかなという読者諸兄においては、わりとなんとかなるので、余っている古いパーツでエンジョイしてみてほしい。なお「A10-6800K」さんは、世界で唯一の27ヵ月くらい油に浸かって生還したAPUとして末永く保管する。お疲れ様でした。

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