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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第19回

【鉄板&旬パーツ】自作erの遊び道具!? メモリーのSPD情報を書き換え

2018年04月28日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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自分だけのDDR4メモリーを作れる
SPDエディター&EEPROMライター

 パフォーマンスアップに加え、手間がかかるほどかわいくなる的な要素もあるオーバークロック。なかでも、メモリーは動作クロックに加え、CASレイテンシーなどの各種タイミングを詰めていく工程があり、高クロック、低レイテンシーでストレステストをパスした際のうれしさは格別だ。

 そんなオーバークロック好き注目のアイテムが、センチュリーマイクロから登場したSPDエディター&EEPROMライターの「SPD PROGRAMMER 2 Lite Edition」(実売価格1万9500円前後)だ。これで限界動作の競技向けや常用向けなどに、DDR4メモリーのSPD情報を書き換えられる。

DDR4メモリーの内部情報を書き換えて遊んでみよう

 多くの人にはまったく不要なアイテムと断言できるが、XMP(Intel Extreme Memory Profile)プロファイルの追加から動作クロック、各種メモリータイミングの設定、型番情報を編集でき、自分だけのDDR4メモリーを作成可能という自作erおよびオーバークロッカーの心くすぐる仕様になっている。

 「SPD PROGRAMMER 2 Lite Edition」は、基板上に288ピンDDR4メモリースロットを1基備え、PCとUSBで接続。センチュリーマイクロ提供の専用ソフトウェアを使うことで、メモリーのSPDに書き込まれている動作クロックやCASレイテンシーなどを容易に編集できる。さっそく試してみたので、そのメリットを紹介しよう。

「SPD PROGRAMMER 2 Lite Edition」。基板上に1基のDDR4メモリースロットを備えており、PCとUSBケーブルで接続する

SPD情報の読み込み、書き込み、編集が行える「SPD PROGRAMMER 2 ソフトウェア」。クロックや各種タイミングはGUIで設定する

2つのXMPプロファイルを追加でき、クロック、動作電圧、CASレイテンシーなどを簡単に編集できる

追加した2つ目のXMPプロファイルを問題なく認識できている

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