このページの本文へ

ポイントは「コミュニケーション」「負担を減らす工夫」:

産後の夫婦げんか解消法教えて!

2018年04月13日 16時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

けんかの内容は?

 つづいてはけんかの内容。圧倒的に多いのは「夫が家事育児に協力しない」というもの。「会社からの帰りが遅い、黙って飲み会に行く」など、家庭が省みられていないという不満もよく挙がっています。「家事育児以前に自分のことくらい自分でしてほしい」という厳しい声も挙がっていました。

 男性からは女性の言い方がきついという声も。中には「家事や育児のやり方に気に入らないことがあると、容赦なく罵り、嘲り、愚弄の言葉を浴びせ、反発すると怒声に変わる。回答しているうちに地獄のような時間を思い出して気持ち悪くなってきた」といった悲鳴のような回答もありました。

 家事育児にまったく参加する気がない男性は別として、家事育児の分担をするときのコミュニケーションが原因でぶつかっているケースもあるように思えます。

 「子どもが泣いているときに込み入った話をすると、お互いイライラして結局話し合いにならないことに夫婦で気がついたので、子どもが落ち着いているor寝ているときにしっかり話し合うようにしました」という回答もありました。伝え方ひとつでけんかを減らす工夫もできそうです。

【女性の回答例】

・洗い物を頼んだら「やらなくていいよ」と言われたので代わってくれるのかと思ったら、「明日やればいい」と言われる、というような事が多々あり、脱力してキレたらキレられた。(46歳・女性)

・私の場合夫から言われたのは「夕飯の作り置きを1人で食べる事・土日にあまり出掛けずお互い交代で昼寝をすること・態度の変化に不満を感じる」との事でした。(28歳・女性)

・飲み会に行くな 浮気するな 子どもに興味をもて(33歳・女性)

【男性の回答例】

・言い方がきついなど周りから見たらどうでもいいこと(34歳・男性)

・「私ばかり叩き起こされて、お父さんはゆっくり寝られてずるい」「寝室に入ってくる音で起こされて、目がさえて寝られなかった」(36歳・男性)

・気が利かない、態度が気に入らないと言いがかりを付けられる系。飲みすぎて連絡なく帰りが遅くなる/帰れないで怒られる系など。(40歳・男性)

カテゴリートップへ