SNSにアップする程度なら800万画素カメラで十分
前述したように、筆者はドコモ系のMVNOである楽天モバイルのnanoSIMを使用しているので、スクリーンの最上段には「DOCOMO VOLTE 4G」と表示される。さっそく使い勝手を見てみようとChromeブラウザーを起動し、当連載を表示してみた。
もとより高解像度PC用の画面を2.45インチ、240×432ドットの小さなスクリーン上に表示すると、ほとんんどPDFのサムネイル画面のようなイメージになってしまう。しかし、スマホ用の画面を表示すれば十分実用範囲だ。
Amazon.co.jpからの配達中メールをGmailアプリで見る時も必要に応じてピンチアウトして拡大すれば十分に使える。ピンチイン・ピンチアウトの処理速度もストレスはない。
普段は、Leicaとの共同開発がウリの「HUAWEI Mate 10 Pro」を使っている筆者だが、普通サイズのスマホのカメラもすでに1000万画素を軽く超える時代になった。
少しスペック上は見劣りするJelly Proの800万画素のメインカメラも、SNSを対象に考えた場合は十分な画質だった。SNS上にアップロードした撮影写真は前述のHUAWEI Mate 10 Pro画面上で見ても十分に価値ある品質だ。
Bluetoothキーボードを組み合わせれば入力も快適
Jelly Proで1つだけ残念だったのはUSB OTG(On-The-Go)のサポートがないことだ。それゆえ、OTGケーブルを接続してJelly Proを超小型PCとすることができない。
しかし、外付けキーボードだけであれば、Bluetooth対応のキーボードを無線接続することで、Eメールなどのテキスト入力ワークロードの大幅な軽減になりそうだ。
試しにBluetoothをサポートしている「ThinkPad TrackPointキーボード」をJelly Proに接続してEメールを送ってみたが、2.45インチ、240×432ドットの極端に小さな画面上でもTrackPointの極小カーソルは意のままに動作し、文字入力もJelly ProにインストールしたATOKのおかげで快適そのものだった。
悪ノリで、出張時の“PCキーボード利用の快適入力スマホ”としてJelly Proを想定してみた。持ち物はCPU+ディスプレーとなるJelly Pro、スマホ用折り畳みスタンド、ThinkPad TrackPointキーボード、充電用microUSBケーブル、薄型の2420mAh USBモバイルバッテリーの合計でもたったの608gだった。
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