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柳谷智宣のkintoneマスターへの道 第40回

連携サービスで不特定多数が利用できるアンケートを作成

顧客の満足度アンケートをkintoneで手軽に作ってみる

2018年02月09日 11時00分更新

文● 柳谷智宣

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アンケートに回答してみる

 URLを開けばkintoneユーザーでなくても、アンケートに回答できる。「確認する」をクリックすると確認画面が開き、「送信する」をクリックすれば回答完了。自動的にkintoneアプリにレコードが追加されている。もちろんスマホにも完全に対応しており、操作しやすいUIでサクサク回答できる。動作も軽快だ。

「非公開」をクリックする

フォーム受付の設定を「受付する」にチェックし、「変更」をクリックする

ウェブでアンケートURLを開いたところ。数分で作ったとは思えないクオリティーだ

回答したら「確認する」をクリックする

OKであれば「送信する」をクリックする。修正する場合は「戻る」をクリックすればいい

送信完了

kintoneアプリを開くと、きちんと登録されている

飲食店であればQRコードやダイレクトメールでURLをお客様に送る手もある

スマホでも快適に利用できる

細かい部分をカスタマイズしてみる

 以上の手順で十分に利用できるが、細かい部分をカスタマイズすることもできる。たとえば、アンケートの最後に「送信が完了しました」と出るが、お客様に対してと考えると少々失礼。そんな時は、フォームの設定画面から「入力/完了画面」タブを開き、お礼の文章に変更したり、アイコンを自社のロゴ画像にしたりできる。

 フォームは基本的にアプリ通りに表示されるが、文言を変更したり罫線を追加するなら「フォームの編集」タブから変更できる。「デザインの変更」では、ダークカラーといった見た目に変更することも可能だ。

 また、アンケートの登録可能期間を指定することもできる。アンケートの鮮度を維持するためにも、ある程度絞っておくことも重要だ。こちらは、「フォームの設定」タブから指定できる。

完了メッセージや表示アイコンを変更できる

「フォームの編集」タブで罫線を追加してみた

「フォームの編集」タブで黒色のデザインにしてみた

「フォームの設定」タブでアンケートの受付期間を設定できる

 プラグインやJavaScryptを設定するような手間もなく、URLを登録するだけで、プロユースできるアンケートフォームを手軽に利用できるのは超絶便利。企業のウェブサイトやランディングページからの問い合わせフォームとしても利用できる。今回紹介したように顧客アンケートも取れるし、個人情報の項目をなくして社内の匿名アンケートにすることもできる。何より、自分が好きなときに好きな内容にカスタマイズでき、取得したデータも自由に分析できるのが嬉しいところ。

 価格は5000円/月額と激安。企業のアンケート機能として考えれば超お得だ。さらに高機能なプレミアムコースだと8000円/月額となる。この程度の金額であれば、アンケートのためだけにkintoneと「フォームクリエイター」を契約してもいいくらい。アンケートや問い合わせフォームを検討しているなら、検討してみることをオススメする。

任意の項目のアンケートを採り、自在に分析できるのは便利だ

■関連サイト

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