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さとうなおきの「週刊アジュール」 第19回

コンテナー関連やAzure AZまわりのアップデートをチェック

Sparkベースの分析基盤「Azure Databricks」が誰でも利用可能に

2018年01月30日 07時00分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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Microsoft Cognitive Services:Bing Search API v7のSDK

 Microsoft Cognitive Servicesは、画像認識、音声認識、自然言語処理といった、AIを活用したAPIサービスです。

 2017年11月のConnect 2017カンファレンスで、カスタムの画像分類モデルを構築できる「Custom Vision Service」のiOS 11 Core MLフォーマットへのエクスポート機能が発表されていました。その後、Android向けのTensorFlowフォーマットのサポートも追加されています。今回、エクスポートのフォーマット、サポートされるデバイスがさらに増える予定であることも発表されました。

 詳細は、ブログポスト「CustomVision.AI: Code-free automated machine learning for image classification」(日本語訳)をご覧ください。

Custom Vision Service

 また、2017年10月に、Microsoft Cognitive ServicesからBing Search API v7がGAになっていました。Bing Search API v7は、次の6つのサービスの最新バージョンです。

 今回、Bing Search API v7のC#、Java、Node.js、Python SDKがリリースされました。各言語向けのサンプルも公開されています。これらの言語からのBing Search API v7の利用が、ますます簡単になりますね。

 詳細は、ブログポスト「Cognitive Services - Availability of SDKs for the latest Bing Search APIs」をご覧ください。

Bing Search API v7のSDK

Azure Service Fabric 6.1がリリース

 Azure Service Fabricは、Windows Server/Linux上で動作するマイクロサービス・プラットフォームであり、コンテナーオーケストレーターでもあります。

 2017年9月のIgnite 2017カンファレンスで、Azure Service Fabric 6.0がリリースされていました

 今回、Azure Service Fabric 6.1がリリースされました。Windowsでの.NET Standard 2.0サポートのGA、Service Fabric Explorerのオープンソース化とスタンドアロンインストールのサポートといった新機能があります。

 詳細は、ブログポスト「Service Fabric 6.1 Release」リリースノートをご覧ください。

Azure Service FabricのService Fabric Explorer

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