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T教授の「戦略的衝動買い」 第465回

真っ赤にこだわったカシオ「G-SHOCK」の生誕35周年モデルを衝動買い

2018年01月24日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●編集部ハシモト

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側面にネジ頭が露出しているのが残念

プラスネジの頭が3個見えてしまう残念アングル。カラーネジを使ってほしい

プラスネジの頭が3個見えてしまう残念アングル。カラーネジを使ってほしい

カラーネジか同色のキャップをつけるだけでこんなにスッキリとする

カラーネジか同色のキャップをつけるだけでこんなにスッキリとする

 今回のモデルで唯一残念なのは、従来のモデルも同様だが、側面から見ると、両側面で合計6個のプラス金属ネジの頭が露出していることだ。

 これをサービス(修理)性ファーストを考慮したG-SHOCKらしいと考えるか、単に安っぽいコスト削減だと考えるかは人によって異なるだろう。

 筆者は、同系色の赤のねじ頭隠しがほしいと思っている1人だ。それだけでより赤が強調されると思うのだが……側面だけを見ていると、ダイソーの100円腕時計かと思ってしまう。

やはり太陽光の下で映えるカラーリング

RED OUTの特徴は周囲の照明や光でマットレッドの色が大きく変化することだ

RED OUTの特徴は周囲の照明や光でマットレッドの色が大きく変化することだ

屋外の太陽光をダイレクトに受けるとRED OUTの理想的なカラーになる

屋外の太陽光をダイレクトに受けるとRED OUTの理想的なカラーになる

 まあ、些細なねじ穴のことは脇において、GA-735Cの最大のアドバンテージは繰り返しになるが“マットなレッド”だ。このオフな光を反射させないレッドの素材は、屋内の電球色によっても、屋外の陽の光でもその印象が大きく変化する。

 筆者の感覚では屋内の電気の下ではよりオフ気味に、屋外の太陽光の下で最も美しいレッドになる。やはりG-SHOCKはアウトドア系の腕時計なのだろう。太陽光の下では赤背景の液晶も数字の白い表示もより一層強調されGA-735Cの理想スタイルとなる。

腕時計の中ではやや重め

実測してみたらスペックより少し重い78gだった

実測してみたらスペックより少し重い78gだった

バックアップを含めて5台大人買いしている愛用のチプカシ「F-91W」は軽すぎる21g! これはある意味、偉大だ

バックアップを含めて5台大人買いしている愛用のチプカシ「F-91W」は軽すぎる21g! これはある意味、偉大だ

4年ほど前、衝動買いしたMT-Gの金属ベルトモデルは筆者の持っているカシオの中では最重量の174g

4年ほど前、衝動買いしたMT-Gの金属ベルトモデルは筆者の持っているカシオの中では最重量の174g

RED OUTのGA-735Cと極めて近かったのはタグ・ホイヤーのスマートウォッチ「CONNECTED」だ。80g前後は装着バランス感のある腕時計の最適重量だ

RED OUTのGA-735Cと極めて近かったのはタグ・ホイヤーのスマートウォッチ「CONNECTED」だ。80g前後は装着バランス感のある腕時計の最適重量だ

 見かけは結構ごついGA-735Cだが、実測してみるとスペックより少し重い78gだった。チプカシの代表選手である「F-91W」は例外的に軽すぎる21g、メタルブレスの「G-SHOCK MR-G」が174g。GA-735Cが重量的に一番近かったのは、タグ・ホイヤーのスマートウォッチ「CONNECTED」の81gだった。

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