このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

プリンストンのデジギア道第68回

物理的ロックで手軽に強固な防犯対策

LAN端子にガッチリ鍵をかけて不正利用を防ぐカンタンな方法

2018年01月29日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

簡単で効果大! USBとLANの口を塞いで悪用防止

 LAN関連は「PTC-LP6BU3」「PTC-LCL」「PTC-LPL」の3つ、USB関連は「PUP-PLS」。

 PTC-LP6BU3はロック機能の付いたLANケーブル(3m)。物理的に鍵をかけることで、鍵なしでは着脱できないLANケーブルにできる。たとえば、モデムとLANケーブル、PCをセットにして完全にロックしてしまいたい場合に向く。資料館や博物館、そのほかの展示スペースや、イベントでの常設PCに最適だ。個人利用では、Bさんのケースのように、個人ごとにLANケーブルが割り当てられている場合に、モデムとケーブル、PCを固定する場合などに便利だろう。

PTC-LP6BU3は、ロック機能つきのLANケーブルだ

LANポートに差し込んで、ロックをかけると、鍵なしでは開けられなくなる。鍵を回して抜くだけと簡単

ルーターなどに使用するのもいいだろう

 PTC-LPLPTC-LCLはそれぞれ、空いたケーブルと端子をロックする目的で使う。PTC-LCLはLANケーブルの先に装着して鍵をかける製品、PTC-LPLはLANポートに差し込んで鍵をかける製品だ。

PTC-LCLはケーブルをロックできる。見た目からくる、不正利用の抑止力も大きい

PTC-LPLは、端子そのものをロックする

一度ロックすると、かなり強く引っ張っても外れない

 常設のPCを撤去して、一時的にLANケーブルがむき出しになっている状態では、簡単に他のPCを接続し、回線を利用できてしまう。PTC-LCLを装着しておけば、LANの不正利用は防ぎやすいはず。

 だが、もっと強力なロックはPTC-LPLのほうだろう。こちらはLAN端子を塞いでしまう製品なので、使わないLAN端子全てに装着しておけば、まずインターネット環境が不正に利用されることはない(考えられるのは、モデムごと持ち込まれた場合だが、引き込み端子とモデムの接続にPTC-LP6BU3を利用すれば完璧だ)。

 さらに、USB端子もロックしてしまえば、USB端子からのデータ流出やマルウェア感染も防げるため安心だ。PUP-PLSは、USBメモリー状の本体に、USBケーブルをふさぐためのパーツが付いており、USB端子に差し込むことで利用できる。

USB端子もロックすれば、さらに安心

本体に収納できるキャップが3つ付属する

USBメモリーを差し込むように装着する

 外すときも、USBメモリーを一度差して、もう一度抜く手間と変わらないため、手軽にセキュリティーを強化できる製品と言えるだろう。

ロックされると、USB製品が差し込めなくなる

さらに多くの端子に対応させたい場合は、別売りのキャップを購入しよう。本体は1つで問題ない

何かが起こってしまう前に!

 実際のところ、BYODの環境でこれらのセキュリティーシリーズをフル装備で使っていると、「よっぽど職場の人を信用していないのかな」と受け取られるのでは? という懸念もあるが、想定されるケースで紹介したようなことが起こってしまえば、大きな迷惑がかかるのだから、予防という意味でもフル装備はおすすめだ。

 また、万が一不正利用をしようとする人物がいたときに、視覚的に対策をアピールできるメリットも大きい。玄関に貼るセキュリティー会社のステッカーのような役割もあると言えるだろう。

 企業や部署単位で、所属人数分を一括導入してしまうという方法もいいだろう。誰がどの端子で通信できるのか、アクセス権を個別に設定したり、ログをとったりする高度なセキュリティー対策もあるが、それらと併用して、2重の強力なセキュリティーを築くのもいいし、「そこまでは……」という方は、手軽に物理的ロックをかけ、導入コストもそこまでかからない本シリーズのみでも、大きなセキュリティー対策になるはずだ。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン