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CES 2018レポート 第22回

IoTの安全を一括で守れる家庭向けWi-Fiルーターも体験

セキュリティ専門家・ギャリー・デイビス氏が2018年の脅威を語る

2018年01月19日 09時00分更新

文● 田沢梓門/ASCII

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D-Link AC2600(DIR-2680)

家庭内のIoTデバイスをまとめて守るWi-Fiルーター

 ブースではCESでD-LinkとMcAfeeが発表した「D-Link AC2600(DIR-2680)」のデモを実施。





 スマートスピーカーやIoTの照明やカギなど家庭内のインターネットに接続された製品がクラッカーに攻撃された場合、動画のようにユーザーが意図していない用途で製品が悪用されてしまう。DIR-2680をとおして製品を接続することでネットワークレベルで家庭内のIoT製品の安全を攻撃から保護するという。

 マルウェアや攻撃を防止・検出・修正して保護する適応型機械学習機能を備えており、安全なインターネットブラウジングも提供する。

 DIR-2680に接続された製品は専用のアプリでセキュリティー状況を診断したり、管理することが可能。長期間家を離れる際は、アプリからすべての製品のWi-Fi接続を切断することができるので根本的に攻撃から防ぐといった使い方もできる。ペアレンタルコントロール機能も充実しているのも特徴。子どもが使用するスマホがアクセスできるサービスを設定可能で、曜日ごとにインターネットを使用できる時間も管理できる。

接続しているIoT製品を管理可能

セキュリティーの状況を診断できる

ペアレンタルコントロールで子どものスマホがアクセスできるサービスを制限

子どもがインターネットにアクセスできる時間帯を曜日ごとに設定できる

インターネットに接続できるカメラはプライバシーに関わってくるのでセキュリティーは強化したいところだ

Amazon EchoなどのスマートスピーカーもDIR-2680をとおしてセキュリティーを確保できる

長期の外出時はスマホから機器そのもののインターネットの接続を切断できるので安心だ

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