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本棚が入口? ボートが宿? オランダの仰天ホテル

2018年01月13日 15時00分更新

文● ドリル北村/ASCII編集部

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シェル石油の本社を改装
自炊用キッチンがあるホステル

シェル石油の本社を改装したホステル「クリンクノールド ホステル」

 1920年代の建物を改装した「クリンクノールド ホステル」は、もともとは石油会社「ロイヤル・ダッチ・シェル」の本社だったという。当時の造作が数多く残るアトリウム、ラウンジエリアを併設し、自炊のできる共用キッチンや卓球場もある。イベントに利用できる多目的スペースもあり、イベントも多数開催しているという。

フロントデスクは24時間対応。広々としたロビーでは、ビリヤードやビデオゲーム、読書を楽しむ利用客でにぎわう

ロッカーには元素記号、壁にはシェル本社時代の設備が残っているあたりが、過去の歴史を偲ばせる

食堂には、宿泊客が自由に使える共用キッチンが併設されているので、自炊もOK

バーや卓球場も完備。イベントも多数開催しているという

元シェルの本社だけあって施設は巨大で、220室に820のベッドを有する

【宿泊施設情報】

オランダ人のステータスである
運河に停泊するハウスボート

運河に停泊するハウスボートに泊まれる「プリンセンボート」

 アムステルダムといえば運河。その運河に停泊するボートを宿泊施設として利用できるのが「プリンセンボート」だ。

 ボートを住宅にしたハウスボートは、アムステルダムの住宅不足を解消するために考案された制度で、運河に接岸したボートを住居として認めるというもの。すでに運河に空きスペースがないため、ハウスボートの新設は許可されない。そのため価格が高騰し、現在はセレブが住む高級住宅となっている。

 そんなセレブが住むハウスボートに泊まれるというのが、この「プリンセンボート」の魅力。実にアムステルダムらしい宿泊施設といえる。なお、水上に浮かぶ船ではあるが、運河は非常に穏やかなので、船特有の揺れはまったく感じない。

ボート内は驚くほど綺麗。リビングとベッドルームを見ていると、これがボートとは思えない

キッチン、シャワー、トイレを完備。電気と水道は地上からひいている

テラスに出ると運河を一望できる。セレブにしか見られない景色がそこには広がっている

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