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なぜ、30万円超のフルサイズデジカメが品薄になるほど売れているのか

2017年12月17日 12時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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2017年はフルサイズ一眼の当たり年だった

 では、なぜD850、というか高級フルサイズ一眼が売れているのか。

 おそらく年末という時期もあるが、2017年がフルサイズ一眼の当たり年だったからだと思われる。

ニコン「D5」。フラッグシップらしい物々しさだ

ニコン「D5」。フラッグシップらしい物々しさだ

 たとえばニコンがD850以前にフルサイズ一眼レフを発売したのは2016年3月の「D5」以来。D5はフラッグシップモデルで50万円以上する。

 それ以前に発売されたのは「D810A」(2015年2月発売、ボディーのみの実売価格は32万円前後)だが、こちらは天体撮影用に特化されたモデルだった。

ニコン「D750」。位置づけとしてはD850の1つ下のクラスとなる

ニコン「D750」。位置づけとしてはD850の1つ下のクラスとなる

 普通のフルサイズ機として最後に登場したのは2014年9月発売の「D750」(ボディーのみの実売価格 19万円前後)で、約3年が経過している。

 ニコンのフルサイズ機を持っているハイアマチュアユーザーなら買い替えたくなるタイミングであり、そのニーズが爆発したのではないだろうか。

 前述のとおり、そのほかのメーカーにとっても2017年はフルサイズ機の当たり年だった。

ソニー「α9」。AF/AE追従で最大20コマ/秒の連写が可能

ソニー「α9」。AF/AE追従で最大20コマ/秒の連写が可能

ソニー「α7R III」。撮像素子は有効4240万画素。D850のライバルとなる製品だ

ソニー「α7R III」。撮像素子は有効4240万画素。D850のライバルとなる製品だ

 ソニーは4月に新しいフラッグシップ機として「α9」(ボディーのみの実売価格は40万円前後)を投入。さらに10月にはα7シリーズとしては最高画質となるα7R III(同37万円前後)も発売している。

20万円ちょっとで買えるフルサイズ機「EOS 6D Mark II」

20万円ちょっとで買えるフルサイズ機「EOS 6D Mark II」

 キヤノンも6月にフルサイズセンサー採用のミドルクラスモデルとなるEOS 6D Mark II(同22万円前後)を発売。キヤノンは2016年に上位機種のEOS 5D Mark IV(同37万5000円前後)をリリースしており、毎年コンスタントにフルサイズ機をリプレイスしている。

 振り返ってみると、確かにフルサイズ一眼の当たり年だったと思う。とはいえ、30万円超のカメラが売れている現状を見ると、結構景気が良くなっているのではないかと思う。2018年は結構景気のいい年になるのかもしれない。

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