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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第21回

【今月の自作PCレシピ】Coffee Lakeで組むハイスペックPC&高コスパPC構成

2017年12月16日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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鉄板と旬なパーツで構成したハイスペック構成

 最大4.7GHzで動作する「Core i7-8700K」に、ハイエンドGPU「GeForce GTX 1080」搭載ビデオカードや、爆速なNVMe M.2 SSD、16GB×2枚の32GBメモリーと、パフォーマンスに不安のないパーツが選ばれている石井さん提案のCore i7-8700K構成。

 もちろん、パフォーマンス面だけでなく、12スレッドが4GHz台で動作する8700Kをしっかり冷却するサイドフロータイプCPUクーラーのCRYORIG「H5 UNIVERSAL」や、価格と性能のバランスが良いASUSのマザー「ROG MAXIMUS X HERO」、信頼性、安定性抜群な80PLUS PLATINUM認証を取得したSeasonic製電源ユニットと、スキの見当たらないパーツ構成になっている。

第8世代Coreプロセッサーの最上位となるCore i7-8700K

4万5000円前後と高額に感じるかもしれないが、2016年末に発売された4コア/8スレッドの「Core i7-7700K」も発売当初は同価格帯だった

CRYORIGのサイドフローCPUクーラー「H5 UNIVERSAL」をチョイス。全コアが4GHzオーバーで動作するCore i7-8700Kも安心だ

Intel Z370チップセットを搭載するASUS「ROG MAXIMUS X HERO」

「R.O.G.」シリーズのエントリーモデルとなる「HERO」は、価格と機能のバランスが良いオールラウンダーマザーボードだ

GeForce GTX 1080搭載ビデオカードの「ROG STRIX-GTX1080-A8G-GAMING」

定番のNVMe M.2 SSDとなるSAMSUNG「960 EVO」の容量500GBモデル。リード3000MB/sec、ライト2000MB/secクラスの爆速M.2 SSDだ

DDR4-2666 16GB×2枚セット。ネイティブ2666MHz動作サポートのメモリーチップを採用

80PLUS PLATINUM認証を取得するSeasonic製電源ユニットの「SS-760XP2S」。もちろん、フルプラグイン仕様だ

PCケースは石井さんが惚れた
NZXT「H700i」

旬な要素がひと通り備わっているNZXTの最新PCケース「H700i」。価格は2万8000円前後

 PCケースは、NZXTのプレス向け製品説明会でみて、ひと目で気に入ったという「H700i」だ。左サイドパネルに強化ガラスを採用するほか、専用ツール「CAM」でOS上からファン回転数とLEDライティングを操作できるコントローラーが付属し、サイド上部にLEDイルミネーションバーも装備。

 さらにPC自作初心者でも、ケーブル配線を奇麗にまとめられるギミックを搭載。マザーボードトレイ右側には、裏面から引き出されるケーブルを隠すカバーを備えるほか、裏面(右サイド)側には各種ケーブルの誘導と取りまとめを簡単、奇麗に行なえるケーブルガイドを装備する。

 このケーブルガイドを含めて、ケーブルマネジメントは秀逸。依頼されたPC構成の組み立てをメインに行ない、ケーブルの取り回しと見た目に関して、こだわりのある石井さんが惚れ込んだだけあるケースになっている。

ケーブルガイドを装備した裏面配線スペース。ガイドに沿って取り回して、固定すればオッケーだ。必然的に内部が見える左サイドの配線も奇麗になる

左サイドの上部にはLEDバーを装備。NZXTの4ピンを備えており、デイジーチェーンで同社製LEDストリップを接続できる

専用ツール「CAM」から、ファンとLEDをコントロール可能になっている。なお、コントローラーはファン×3ch、LED×1chになる

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