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インテルのベアボーンで4Kテレビ用の超小型PCを組み立てた

2017年11月25日 12時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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組み立ては超簡単。OSインストール終了まで約30分(!?)

まずは底面の4本のネジを緩める。ネジは外れないようになっているのでなくす心配はない

まずは底面の4本のネジを緩める。ネジは外れないようになっているのでなくす心配はない

底面カバーを開けた状態。内部2.5インチベイの下にメモリースロットがある

底面カバーを開けた状態。内部2.5インチベイの下にメモリースロットがある

 さて、ベアボーンキットの組み立ては極めて簡単だ。本体底面のネジを緩めてカバーを外し、ストレージとメモリーをスロットに装着するだけ。

ストレージを装着。4本のネジで固定する

ストレージを装着。4本のネジで固定する

メモリーはちょっと狭いところにあるので慎重に差し込む

メモリーはちょっと狭いところにあるので慎重に差し込む

 メモリーのスロットは狭い場所にあるため、装着はコツと慎重さが必要だと思うが、自作をしたことのない初心者でもベアボーンに付属のマニュアルを見ながらやれば問題ないだろう。

 組み立てたら4Kテレビと接続し、電源を投入。なお、今回は東芝の4Kテレビ「レグザ Z810X」(50V型の実売価格 20万円前後)をディスプレーとして利用する。昔は「dynabook」との連携使用をウリにしていたこともあり、比較的PCとの親和性が高いテレビだ。

今回使用した「レグザ Z810X」。液晶4Kテレビ最上位機種で、地デジ映像をきれいに表示できるのがウリ。全録機能まで搭載する

今回使用した「レグザ Z810X」。液晶4Kテレビ最上位機種で、地デジ映像をきれいに表示できるのがウリ。全録機能まで搭載する

 テレビとHDMIで接続したら電源を投入。PCの画面が表示されるが、当然ながらエラーとなる。OSが入っていないからだ。

 そこで、Windows 10の入ったUSBメモリーを差して再起動。すると、インストーラーが立ち上がって導入の処理が開始される。

 Windowsのインストール自体は10分程度で済み、組み立てはじめてから30分ぐらいしか経過していない。

 だが、ここからが長かった。OSインストール時、LANにつなぐのを忘れたため、更新プログラムなどが適用されていなかったのだ。早すぎると思った……。

 Windowsの更新プログラムとインテルのハードウェアのドライバー更新、UEFI更新などを手動で行なった結果、なんだかんだで1時間半ほどかかった。

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