第8世代Core i&ペン付きで高性能ながらお買い得な「YOGA 920」がアツい!

文●ジャイアン鈴木 編集●アスキー編集部

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 最後にベンチマークスコアを見てみましょう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 10 v1.0.1275.0」、3Dベンチマーク「3DMark v2.4.3819」、CPU/OpenGLのベンチマーク「CINEBENCH R15」、CPU/OpenCLのベンチマーク「Geekbench 4.2.0」、ゲーミングPCベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 6.0.0」、バッテリーベンチマーク「BBench」を実施しました。

PCMark 10 v1.0.1275.0
PCMark 10 Score 3564
Essentials 7662
App Start-up Score 10146
Video Conferencing Score 7031
Web Browsing Score 6306
Productivity 5492
Spreadsheets Score 7006
Writing Score 4306
Digital Content Creation 2921
Photo Editing Score 3395
Rendering and Visualization Score 1899
Video Editting Score 3867
3DMark v2.4.3819
Time Spy 418
Time Spy Extreme 187
Fire Strike Ultra 259
Fire Strike Extreme 492
Fire Strike 1042
Sky Diver 4330
Cloud Gate 8221
Ice Storm Extreme 46098
Ice Storm 59205
CINEBENCH R15
OpenGL 48.27 fps
CPU 539 cb
CPU(Single Core) 141 cb
Geekbench 4.2.0
32-bit Single-Core Score 4218
32-bit Multi-Core Score 13526
64-bit Single-Core Score 4755
64-bit Multi-Core Score 14617
OpenCL 22435
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1,920×1,080ドット 標準品質(ノートPC) 2599(やや快適)
1,920×1,080ドット 高品質(ノートPC) 1601(設定変更を推奨)
SSDをCrystalDiskMark 6.0.0で計測
Q32T1 シーケンシャルリード 3203.226 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 1571.424 MB/s
4K Q32TI ランダムリード 744.784 MB/s
4K Q32TI ランダムライト 448.381 MB/s
シーケンシャルリード 423.174 MB/s
シーケンシャルライト 418.831 MB/s
4K ランダムリード 42.998 MB/s
4K ランダムライト 134.556 MB/s
BBenchにより連続動作時間を計測(ディスプレイの明るさ40%)
バッテリー残量5%まで 7時間6分30秒

 みやの編集長が新「XPS 13」、「ZenBook 3 Deluxe」のレビューで、CINEBENCH R15のCPUで600を超えるスコアを記録していましたが、Lenovo YOGA 920は残念ながらそれには及ばず539という結果でした。それでも第7世代のCore i7プロセッサーのスコアが300~400前後ということを考えると、十分すぎるほどの性能向上です。

 ストレージ速度も期待通りの結果。M.2形状PCI Express Gen3 x4接続(NVMe対応)のSSDを搭載したことでQ32T1シーケンシャルリードで3000MB/sを超えるスコアを記録しています。さまざまな作業の体感速度の向上に恩恵を受けられます。

 残念な結果に終わったのが連続動作時間。バッテリー残量5%までという条件ですが、約7時間という連続動作時間はモバイルノートPCとして物足りません。もし長時間外回りの仕事をするのなら、USB PD対応のモバイルバッテリーを用意することをオススメします。