このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第31回

冬ボーナス時期到来! お勧めのDAS? それはDrobo 5C

2017年11月30日 11時00分更新

文● 飯岡真志、編集 ●金子/ASCII.jp

提供: プリンストン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

12TB HDD登場! Drobo 5Cで使える?

 昨今は多少ペースが鈍化してきたとは言え、HDDの容量は右肩上がりが続いている。この9月にもついに12TBのHDD、HGSTのHUH721212ALE600が発売になったところだ。

3.5インチHDDの最大容量更新、12TBモデルがデビュー!

HGSTジャパンにおじゃまして取材した時に拝見した8枚プラッターの12TB HDDカットモデル

 新しいHDDが発表されれば、HDDを搭載する機器のちゃんとしたベンダーや代理店なら動作確認をして情報を公開し、必要に応じてファームウェアの更新などの対応もしてくれるわけだ。プリンストンのサイトにも、Droboの各機種で推奨されるHDDの情報が公開されている(推奨HDD・アクセサリーについて)。

 HUH721212ALE600もこのリストに載っているのだが、編集が「それで安心しないで、実際に動作試験をしてください!」と言い出したので、さっそくDrobo 5Cに搭載してみた。

HGSTのヘリウム充填12TB HDD HUH721212ALE00

 ヘリウム充填の高級品なHDDとはいえ、3.5インチHDDの規格に従った製品である以上、見た目は普通のHDDとそう変わらない。Drobo 5Cのドライブベイに入れてみたところ、何の問題もなく認識され、動作することを確認した。

普通の3.5インチHDDと同様に12TB HDDをドライブベイに

緑色のLEDが点灯したので、正しく認識されているようだ

Drobo Dashboard上でもHDDの情報を正しく表示できている

 お手頃な価格で、難しい運用なしでデータ保護をしてもらえ、なおかつ最新12TBのHDDにもバッチリ対応している。増え続ける様々なデータを安全に保存したいのなら、Drobo 5Cがバッチリだろう。

NASモデルやサーバールーム向けモデルもラインアップ

 Droboシリーズには、家庭向けからサーバーとの接続に使うハイエンドストレージまで、多くの製品を用意している。ここでは、大企業の部門/中小企業から、家庭でも使える製品を紹介しよう(写真をクリックすると、メーカーページに飛びます)。

2017年9月登場の「Drobo 5D3」。HDDベイはDrobo 5DtやDrobo 5Nと同じく5ベイを搭載し、もちろん64TB・4Kn HDD対応だ。高速インターフェイスThunderbolt 3に対応し、USB3.0の「type-Cコネクター」を採用する点も大きな特徴となる

2016年11月に発表されたばかりの「Drobo 5C」。手軽に購入できるモデルながら、HDDベイはDrobo 5DtやDrobo 5Nと同じく5ベイを搭載し、もちろん64TB・4Kn HDD対応だ。インターフェイスに、USB 3.0の「type-Cコネクター」を採用する点も大きな特徴となる

DroboAccessをはじめとするDroboAppsが利用できる、8ベイ搭載NASモデル「Drobo B810n」。Gigabit Ethernetポートを2基搭載し、複数のネットワークへの接続やリンクアグリゲーションが可能。4Kネイティブ(4Kn)HDDに対応しており、最大ボリュームサイズは64TBに達する。アクセス頻度の高いファイルを自動的にSSDへ配置し体感速度を向上させる「Automated Data-Aware Tiering(自動最適配置機能)」も搭載だ

iSCSI SAN、冗長化電源などに対応し、12ベイを搭載する企業向けモデル「Drobo B1200i」

(提供:プリンストン)

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ