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T教授の「戦略的衝動買い」 第455回

断捨離は正義? 整理整頓アイテム「ニュートラルボックス」を衝動買い!

2017年11月08日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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組み立ては簡単で頑丈そう

 まずは肝心のニュートラルボックスの組み立てをしてみよう。組み立ての特徴は、独りで誰の手も借りず、簡単に、早く、組み立てられることだ。

 そして配送時には、浅い上ブタの中に折りたたまれたニュートラルボックス本体が入っており、極めてコンパクトな状態だ。

上ブタに入っている折りたたまれた本体を取り出す

上ブタに入っている折りたたまれた本体を取り出す

折りたたまれた状態で左右に白い紐が付いているので引っ張って展開する

折りたたまれた状態で左右に白いヒモが付いているので引っ張って展開する

両手のそれぞれの手で印刷された部分を引き起こすと自然と箱になろうとする

両手のそれぞれの手で印刷された部分を引き起こすと自然と箱になろうとする

すかさず一方の白いヒモの付いた側面部分を内側に折り込む

すかさず一方の白いヒモの付いた側面部分を内側に折り込む

反対側の側面部分も内側に折り込む

反対側の側面部分も内側に折り込む

ニュートラルボックスの完成

ニュートラルボックスの完成

 シュリンクパックを開き、まずは折りたたまれた本体をフタから取り出し、平らな場所に置く。

 左右の紐を引っ張って箱を展開し、続いてニュートラルボックスと書かれた上下の面を両手で引き起こすと自然に箱になろうとするので、すかさず側面からヒモを引っ張って箱の内側に折り込む。

折り返しのない正面部分が2mm以上ある

折り返しのない正面部分が2mm以上ある

折り返しのある側面部分はなんと7mm近い頑丈設計だ

折り返しのある側面部分はなんと7mm近い頑丈設計だ

 もう一方の側面を同じように折り込むとニュートラルボックスの完成だ。慣れるとこの間、ほんの数秒という早業でできるようになる。

アプリを起動してタグと写真を登録

ニュートラルボックスの両正面には、商品名、商品サイズ番号(4057)とコメント行が2行、内容カテゴリーチェックボックス、3桁のタグ番号記載欄が印刷されている

ニュートラルボックスの両正面には、商品名、商品サイズ番号(4057)とコメント行が2行、内容カテゴリーチェックボックス、3桁のタグ番号記載欄が印刷されている

 前述したようにニュートラルボックスはスマホアプリである「デジタルタグ」を一緒に使うことで探しモノスピードアップの恩恵に浴することができる。

 アプリはiOSとAndroidの両方に対応しており、筆者はいつものようにiOS版をiPhone 7 Plus、Android版をGalaxy S8+で使用してみた。

スマホアプリの「デジタルタグ」はAndroid、iOSの両方に対応している

スマホアプリの「デジタルタグ」はAndroid、iOSの両方に対応している

まずデジタルタグアプリをスマホにインストールする

まずデジタルタグアプリをスマホにインストールする

 まずはデジタルタグアプリをダウンロードし、次は最初のニュートラルボックスに収納するアイテムの選択だ。入れるものが決まったら、今度はニュートラルボックスの両正面に印字されているタグ番号を書く場所に任意の3桁の数字を書こう。

まずは自分で決めた3桁の番号を書き込む

まずは自分で決めた3桁の番号を書き込む

筆者は番号体系を何度も変える気がないので油性マジックペンで書いたが、収納物や時期などによって番号体系が変動しそうなら剥離型の付箋紙などを使ってもいいだろう

筆者は番号体系を何度も変える気がないので油性マジックペンで書いたが、収納物や時期などによって番号体系が変動しそうなら剥離型の付箋紙などを使ってもいいだろう

 筆者は今回同時購入した8個のニュートラルボックスに100~107番までの連続番号を割り振る予定だ。

続いてデジタルタグアプリを起動し、ニュートラルボックスの外側に書いたのと同じ番号に3桁のダイアルをセットして「OK」を押すと撮影画面になる

続いてデジタルタグアプリを起動し、ニュートラルボックスの外側に書いたのと同じ番号に3桁のダイアルをセットして「OK」を押すと撮影画面になる

 まずは1番目の箱に「100」番と書き込み、先程ダウンロードしたデジタルタグアプリを起動。中央付近に表示される回転ダイヤルにも同じ100を選択し、同じ画面上の「O」を押せばすぐに写真撮影の画面に移動する。

収納物が重なって見えなくなるモノがある場合は、平面に広げて準備

収納物が重なって見えなくなるモノがある場合は、平面に広げて準備

 撮影は、ニュートラルボックスへの収納時には重なって見えにくくなる可能性のあるモノも平面に広げて撮影する。

撮影を終えて、画像に問題なければチェックマークをタップして終了だ

撮影を終えて、画像に問題なければチェックマークをタップして終了だ

最初のBOX番号100番のデータが登録されている。サムネイル写真でも自分の持ち物なのでおおよその想像はつくはずだ。検索ではBOX番号を入力して「OK」を押すだけで全画面の撮影画像が表示される

最初のBOX番号100番のデータが登録されている。サムネイル写真でも自分の持ち物なのでおおよその想像はつくはずだ。検索ではBOX番号を入力して「OK」を押すだけで全画面の撮影画像が表示される

 たったそれだけの操作で、内容物の写真と自分が付けた任意の3桁の番号が紐付けされスマホのストレージに記録される。

ついつい調子に乗って、あまり考えることなく7個のニュートラルボックスにモノを収納して撮影し、データベースを完成させてしまった

ついつい調子に乗って、あまり考えることなく7個のニュートラルボックスにモノを収納して撮影し、データベースを完成させてしまった

 この調子で番号を決め、撮影を繰り返すことで7個まで(100~106番)の収納物写真と箱番号の関連付けが終了した。

8番目の箱はまだ何も入れていないが、おっちょこちょいの筆者は箱の存在も忘れてしまいそうなので、同じ手順で空箱も撮影することにした番号は最終番の107番だ

8番目の箱はまだ何も入れていないが、おっちょこちょいの筆者は箱の存在も忘れてしまいそうなので、同じ手順で空箱も撮影することにした番号は最終番の107番だ

同じように何も入っていない箱を撮影

同じように何も入っていない箱を撮影

107番に何も入っていないニュートラルボックスができた

107番に何も入っていないニュートラルボックスができた

 現在のところ、全部で8個のニュートラルボックスを購入していることを忘れないために、筆者は空箱である8番目の箱(107番)も空箱内部を撮影して番号との紐付けを行なったが、これが便利と感じるかどうか個人差があるかもしれない。

箱がなくても仮想の箱(108番)の中にURLを書き込むこともできる

箱がなくても仮想の箱(108番)の中にURLを書き込むこともできる

適当な写真がない場合、写真撮影せずにテキストで代替することもできる

適当な写真がない場合、写真撮影せずにテキストで代替することもできる

 面白いことにニュートラルボックスは箱があってもなくても、仮想の箱番号を付けて、その箱にテキストやURLをスマホ画面から直接書き込むことやコピペすることが可能だ。もちろん、写真を撮影せずにすでにギャラリーに存在する写真をインポートすることもできる。

残念ながらサムネイル表示では、URLもテキストも「WWW」という表記になってしまう

残念ながらサムネイル表示では、URLもテキストも「WWW」という表記になってしまう

URLやテキストコンテンツはメール送信、編集、削除はできる

URLやテキストコンテンツはメール送信、編集、削除はできる

 残念ながらサムネイルの一覧画面では、単なるテキストの入った箱もURLの入った箱も、いずれもが「WWW」という同じ表示になってしまう。写真ではないURLやテキストファイルは、その内容をメール送信や編集、削除が可能となっている。

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