このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

なんじゃこりゃ!? AI搭載球体タイヤをグッドイヤーが日本初公開

2017年11月01日 09時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 そしてEAGLE360からもっと進化したのがEAGLE360 URBAN。これは完全自動運転のカーシェアリングを想定して、いつ、誰が、どんな目的で自動車を利用しても正確に目的地につくことができるようになるタイヤであるという。

 EAGLE360では、例えば乾燥した路面ではゴム質を硬く、雨天で濡れた路面に対してはゴム質を柔らかくしながら路面に追従していくという、路面変化に受動的に対応した表面機構を開発していたが、EAGLE360 URBANでは中核にAIを搭載し、タイヤ表面のゴム質の硬柔を臨機応変に変化させるだけではなく、タイヤの表面形状そのものも変化させて路面に最適なタイヤを自ら作り出していく機構を持っている。

 このEAGLE360とEAGLE360 URBANはあくまでもコンセプトモデルではあるが、自動車の進化の方向が明確に提示されたという点で、非常に見所のある出展だった。

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ