このページの本文へ

オリンパス、富士、キヤノン……この秋の最新ミラーレス一眼3機種を徹底チェック!第3回

キヤノン「EOS M100」はとにかく簡単に使える優しいミラーレス一眼

2017年10月26日 12時00分更新

文● 周防克弥

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

マニュアル系の要素が少ない操作性

上面操作部。シャッターボタン周囲はダイヤルになっている
上面操作部。シャッターボタン周囲はダイヤルになっている

 本体上部のシャッターボタンの周りはダイヤルになっており、マニュアル時の設定変更が可能。

 ただし、絞りやシャッタースピード、ISO感度を変更するには背面液晶で項目の選択が必要な場合があり、マニュアル系の操作はあまり使いやすいほうではない。

細かい撮影モードはモードダイヤルではなく画面で選択 切り替えたモードの説明が表示される
細かい撮影モードはモードダイヤルではなく画面で選択切り替えたモードの説明が表示される

 上面のモードダイヤルでは「フルオート」(A)および「静止画」「動画」の切り替えができるが、通常静止画モードではメニューもしくは画面のタッチ操作で撮影モードを変更する。ここで各種マニュアル系やシーンモード、フィルター系の切り替えを行うようになっている。

 切り替えた各モードでは説明も表示されるので、効果の確認が行なえる。

フィルター系の機能も画面上で選択する

 撮影モードは一通り揃いエフェクト系の機能も備わっている。写真の知識に詳しくない人向けの「クリエイティブアシスト」も備わり、「ぼかす」や「明るく」「鮮やかに」などのわかりやすい言葉で機能を説明。液晶モニターで効果を確認しながら調整できる。

 絞りの効果や露出補正などの専門的な操作をわかりやすく表記するのは親切だ。

ノーマル HDR ナチュラル
ノーマルHDR ナチュラル
HDR 絵画調 HDR グラフィック調
HDR 絵画調HDR グラフィック調
HDR 油彩調 HDR ビンテージ調
HDR 油彩調HDR ビンテージ調

 HDR撮影機能も搭載しており、5種類の合成方法が選べる。複数枚を重ねることになり、通常撮影よりも画角が狭い。微妙な位置ずれは補正してくれるが、三脚もしくはカメラの固定は必須だ。

動画モードではタイムラプスの記録ができるほか、マニュアル露出での動画撮影も可能だ

 動画の撮影はフルHD/60pに対応。電子式の手ブレ補正が採用されているので動画撮影時に手ブレの少ない撮影が行なえる。

 レンズ側に手ブレ補正機構が備わっている場合には連動してより効果が大きくなる。またタイムラプス動画も撮影可能で機能面で困ることは少なくなった。

 連写速度は秒間6.1コマ(AF追従時は4コマ)、「M5」や「M6」の秒間9コマ(AF追従時は7コマ)よりも劣る。採用されているバッテリーが小さいため、省エネにしているためだと思われる。

Bluetoothに対応し、SNSへの投稿も簡単に

初期状態では通信系の設定は行なえない。カメラのニックネームを設定することで、Wi-FiやBluetooth、NFCの設定をオンにできる

 EOS M100になって一番ユーザーに恩恵をもたらすのは通信関係かもしれない。

 従来モデルなどでも無線LANを利用することでスマホとの連携が行なえたが、M100ではBluetoothも搭載。

 最初にペアリングしておけば次回以降はカメラの電源を入れるだけでスマホと接続が可能になり、カメラ内の画像を確認したり転送が簡単にできるようになった。SNSなどへの投稿もしやすい。

この特集の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン