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プリンストンのデジギア道 第65回

プロゲーミング用のハイエンドモデルを使ってじっくりプレイ!

光って震える7.1chゲーミングヘッドセット「EDIFIER G4」レビュー

2017年10月31日 17時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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バイブレーション機能で臨場感を演出!

 またバイブレーション機能も目玉機能の1つ。本機は40mmのドライバーを片耳に1つずつ搭載するが、それとは別にバイブレーションユニットを備えており、バイブレーション機能をオンにすることで、音と連動した「震え」を再現することが可能。

 詳しい仕組みは公開されていないのだが、これはソフトウェア制御されたデジタルの信号で振動を起こしているというより、音そのものの振動を利用したものと思われる。ハウジングを軽く叩くと、バネが揺れるような感触がある。またバイブレーション機能をオンにすると、不思議な音場感に変化する。おそらく音の振動と合わせて揺れるような仕組みのユニットを搭載しているのではないか。

イヤーパッド周りの様子。ふかふかとしていて、振動を優しく伝えてくれる

 この機能は特にFPSなど、効果音が迫力に大きく影響を与えるゲーム、あるいはアクション映画などを視聴する際にも活用できそうだ。単純な音楽再生や、大人しいジャンルの映画など、音源を正確に再生したい用途の際はオフにしておき、迫力や臨場感が求められるシーンではオンにするなど、用途に応じて使い分けるといいだろう。

さっそくゲームで試してみた!
アスキー編集部 ハシモトの感想

 Friday the 13th: The Gameをプレイしてみましたが、バイブレーション機能を使うとプレイ中の効果音に迫力が出て、いつもよりゲームの世界にのめりこめる感じがします。ふかふかのイヤーパッドで、耳にストレスがかかりにくいのもいいところ。週末の長時間プレイ時のよき友になってくれそうです。

マイクのミュート機能が便利!

 ボイスチャット機能が使えるゲームでは収納式のマイクが便利。使わないときはしまっておけるし、リモコンでミュートもできるので、協力プレイや実況プレイの状況に合わせて、臨機応変に使用できます。マイクは、オンになっていると光るのがカッコよくて、意味もなく伸ばしちゃいますね。

Friday the 13th: The Game

 IllFonicによるWindows、PlayStation 4、Xbox One向けサバイバルホラーゲーム。ホラー映画『13日の金曜日』を原作としており、半オープンワールドの広大なダンジョンも特徴。

 ゲームシステムは対戦型アクションで、最大8人のプレイヤーがジェイソンとキャンプ指導員に分かれてプレイする。

お手頃価格も魅力

 EDIFIERは高品質で安価なBluetoothスピーカーをリリースていることでも知られるが、そのコストパフォーマンスの高さは本製品にもあらわれており、価格は1万1015円とお手頃。

 ドライバーが40mmと大きめなこともあり、1万1015円のヘッドフォンとして考えてもハイレベルな音質を実現している。PlayStation4のUSB端子にも接続できるため、PCに限らず、プラットフォームを選ばないでカジュアルに使えるゲーム専用ヘッドフォンと考えてもいいし、PCのオーディオ・ビジュアル用途に気軽に使えて、ゲーミング用途にも活用できるヘッドフォンと考えてもいいだろう。

 また、バイブレーション機能による独特の臨場感も得られるため、ある程度ヘッドフォンを持っているユーザーが、PCで使う専用のヘッドフォンを買い足す際の選択肢にもオススメできる。

兄弟モデルのG10とG20も!

同シリーズの「G20」

 同シリーズからは、迷彩柄が印象的な「G10」と、G4からバイブレーション機能を除いた「G20」もリリースされている。

同シリーズの「G10」

 価格はそれぞれ3758円、4838円で、よりリーズナブルな価格で7.1chのバーチャルサラウンドを楽しむことが可能。マイクが伸縮しない、イルミネーションが内蔵されないなど、簡略化されている部分はあるが、ドライバーはどちらも40mmとG4と同じサイズを搭載している。予算と好みに応じて同シリーズのこれらを選択するのもありだ!

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