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T教授の「戦略的衝動買い」 第450回

約2000円は安すぎ!? 手回しでも太陽光でも充電もできるデジカメを衝動買い

2017年10月04日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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静止画の撮影サンプル

上の3枚は室内でカラー撮影した画像。ノーマルモードだ

続いて、屋外でカラー撮影した画像。こちらもノーマルモードだ

続いて、屋外でカラー撮影した画像。こちらもノーマルモードだ

室内でVIVIDモードカラーやモノクロ設定のさまざまなモードで撮影してみた

室内でVIVIDモードカラーやモノクロ設定のさまざまなモードで撮影してみた

意図的にカクカク動画も撮れる

フレームレートは一般的な30fpsや個性的な1fps、8fpsなども楽しめる

フレームレートは一般的な30fpsや個性的な1fps、8fpsなども楽しめる

 SUN&CLOUDの動画機能として面白いのは、変則的なフレームレートを選択できるところだ。

 前述したように、一般的な動画のイメージである30fps以外に、8fpsと1fpsの2種類が用意されている。

 8fpsは意図的にカクカクした動画を撮影できる。1fpsはコマ撮り撮影のイメージを簡単に実現できるので応用範囲はいろいろありそうだ。

感度はISO 100とISO 800の二択。筆者も通常はISO 100の設定で使用しているがトイカメラらしい効果を狙うなら平常時のISO 800も面白い

感度はISO 100とISO 800の二択。筆者も通常はISO 100の設定で使用しているがトイカメラらしい効果を狙うなら平常時のISO 800も面白い

 感度は一般的なISO 100とISO 800から選択できる。そして、常時点灯可能なLEDフラッシュライトとセルフタイマーを上手く活用することで、SUN&CLOUDの活用対応範囲は通常のトイカメラの枠を越えて楽しく使えそうだ。

常時オン点灯するLEDライトは、暗い場所での1fps近接動画の撮影などでは効果的

常時オン点灯するLEDライトは、暗い場所での1fps近接動画の撮影などでは効果的

セルフタイマーは10秒でシャッターオンだけの選択だが、シャッタータイミングをきちんとカウントダウンするビープ音で知らせてくれる

セルフタイマーは10秒でシャッターオンだけの選択だが、シャッタータイミングをきちんとカウントダウンするビープ音で知らせてくれる

シャッター操作が慣れないうちは、三脚と併用するとブレのない写真が撮れてなかなか便利だ

シャッター操作が慣れないうちは、三脚と併用するとブレのない写真が撮れてなかなか便利だ

 シャッターボタンが右側面上端にあるので、片手操作の場合はどうしてもシャッターボタンを挟んで押すスタイルになり、写真撮影がブレる傾向が強い。

 屋外でのスナップ撮影は無理だが、室内のノーフラッシュでの撮影ではセルフタイマー使用による三脚の出番も必要だろう。

約2000円で買えるのはあまりにも安すぎる!?

 4年半前の発売は少し早過ぎた感のあるSUN&CLOUD。当時の販売価格である1万9440円もやはり高額感は否めない。

 しかし、現在の1944円は逆にあまりにも安すぎるだろう。売り切れてしまう前にぜひとも手に入れて楽しんでみてはいかがだろうか。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:
SUN&CLOUD

価格:アマゾンにて1944円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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