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とにかく操作がシンプル! ソニーの超小型ICレコ「ICD-TX800」をチェック

2017年09月30日 15時00分更新

文● ハシモト/ASCII.jp編集部

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スマホアプリで遠隔録音が可能

「REC Remote」の録音画面。デジタルメーターとアナログメーターの表示が選べる

スマホアプリでの録音設定の画面

スマホアプリでの録音設定の画面

シーンセレクトは「オフ」も含めて7種類から選べる

シーンセレクトは「オフ」も含めて7種類から選べる

録音モード。リニアPCMでの録音もできる

録音モード。リニアPCMでの録音もできる

マイクの感度も3段階、もしくはオートから選択できる

マイクの感度も3段階、もしくはオートから選択できる

録音フィルターも2種類を用意する

録音フィルターも2種類を用意する

 REC Remoteではすべての設定と録音/停止操作が可能。スマホの大きな画面で設定ができるので操作もしやすい。

 ただし、スマホアプリでは録音した音声の再生操作はできず、本体+リモコンでのみ再生が可能となる。

 上述の通り、本体のディスプレーは3行しか表示できないので、録音ファイルを探すのが大変そうだが、実際には絞り込み機能が付いているのでそれほど大変ではない。「最新の録音」「録音日で探す」「録音シーンで探す」といった絞り込みが可能で、録音日で探せばすぐに見つけられるだろう。

録音したファイルは日時などでの絞り込みができる

 なお、ICD-TX800本体にはスピーカーが内蔵されておらず、イヤフォンジャックもない。どうやって録音ファイルを聴くかというと、充電用のmicroUSB端子に音声変換用の付属ケーブルを差して、そこにイヤフォンなどを接続することで音声を聞けるようだ。

 ICレコーダーは電源が乾電池という製品が多い。それゆえバッテリー残量がない、となったらコンビニなどに駆け込んで乾電池を買ってくるという緊急措置が可能だ。

 しかし、本製品はバッテリー内蔵なので乾電池は使えないし、充電中は充電モードに入ってしまって一切の操作ができない。つまり、緊急措置が取れないのだ。

 そこで、本製品は急速充電に対応。3分の充電で1時間の録音が可能だ。ちなみに、フル充電であれば約15時間の録音が可能となっている。

持ち歩いていることを意識させない画期的な製品

背面にクリップが付いているので、ズボンやカバンのポケットに固定することもできる

 超コンパクトボディーで持ち歩くのが苦にならず、常にポケットに入れて置くこともできる。そして、操作も極めてシンプルで複雑なところがない本製品。

 会議や講演のログ録りという用途から、普段ポケットの中に入れてずっと録音しておくという自分の1日の行動のログ録りまで幅広く対応できる。ある意味画期的なICレコーダーと言えるだろう。

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