2年のトータルコストではauのQua phone QX
ドコモの2機種は2年以上で長く使ってオトクに
料金では端末価格のほか、月額料金も踏まえて2年間のトータルコストを比べる。端末価格は公式オンラインショップを参考に、主要料金プランのなかから、家族シェアなどは考えず、1人で使う場合に安いプランを選んでいる。なおすべて税込での計算だ。
ドコモ 「Galaxy Feel SC-04J」 |
ドコモ 「arrows Be F-05J」 |
au 「Qua phone QX」 |
|
---|---|---|---|
本体価格 | 3万6288円 | 2万8512円 | 2万5560円(実質) |
基本使用料 |
カケホーダイライト (docomo with) |
カケホーダイライト (docomo with) |
auピタットプラン (スーパーカケホ) |
1836円 | 1836円 |
2678円(1年目) 3758円 |
|
通話料 | 1回5分定額 | 1回5分定額 | 1回5分定額 |
Web接続 | spモード | spモード | LTE NET |
324円 | 324円 | 324円 | |
データ定額 | データSパック(2GB) | データSパック(2GB) | 上記に含まれる(1GB) |
3780円 | 3780円 | ― | |
2年間トータルコスト | 17万8848円 | 17万1072円 | 11万568円 |
トータルで安かったのがauのQua phone QXだ。2年の合計で11万568円。格安スマホに近い金額になっている。もともと本体価格が安く(後述のアップグレードプログラムEXの割引を含む)、auピタットプランであれば「月1GB」までなら、通話定額(スーパーカケホ)を含めても、月2678円~と激安だ(1年目はキャンペーンで月1000円引きとなる)。
ただしauピタットプランでは毎月割が無く、1GB以上のデータ定額を利用すると料金が変動する。さらに今回はアップグレードプログラムEX(月390円)に加入しているので、端末は48回払いになっているが、2年後以降に機種変更することで残債は免除される。
外出先でYouTubeを見たりと、一般的なスマホの使い方ではトータル11万円で収まりようがないが、ヘビーユーザーでなければ最初の2年間はドコモの2機種より安く済みそうだ。
ドコモ2機種では17万円台から、2機種の差は端末価格の差だ。とはいえauとは差が出た格好。
ただしQua phone QXよりもデータ通信の上限が月2GBまでと高く、さらにドコモの2機種のほうがより2年以上の長期での使用(docomo withは2年目以降も延々と月1620円引き)を考えており、スマホを長く使っていけばオトク度は増していく仕組みになっている。
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