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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第189回

ドコモとauの2~3万円台の格安スマホ、選ぶ1台はどれ?

2017年09月25日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII編集部

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2年のトータルコストではauのQua phone QX
ドコモの2機種は2年以上で長く使ってオトクに

 料金では端末価格のほか、月額料金も踏まえて2年間のトータルコストを比べる。端末価格は公式オンラインショップを参考に、主要料金プランのなかから、家族シェアなどは考えず、1人で使う場合に安いプランを選んでいる。なおすべて税込での計算だ。

  ドコモ
「Galaxy Feel
SC-04J」
ドコモ
「arrows Be
F-05J」
au
「Qua phone
QX」
本体価格 3万6288円 2万8512円 2万5560円(実質)
基本使用料 カケホーダイライト
(docomo with)
カケホーダイライト
(docomo with)
auピタットプラン
(スーパーカケホ)
1836円 1836円 2678円(1年目)
3758円
通話料 1回5分定額 1回5分定額 1回5分定額
Web接続 spモード spモード LTE NET
324円 324円 324円
データ定額 データSパック(2GB) データSパック(2GB) 上記に含まれる(1GB)
3780円 3780円
2年間トータルコスト 17万8848円 17万1072円 11万568円

 トータルで安かったのがauのQua phone QXだ。2年の合計で11万568円。格安スマホに近い金額になっている。もともと本体価格が安く(後述のアップグレードプログラムEXの割引を含む)、auピタットプランであれば「月1GB」までなら、通話定額(スーパーカケホ)を含めても、月2678円~と激安だ(1年目はキャンペーンで月1000円引きとなる)。

 ただしauピタットプランでは毎月割が無く、1GB以上のデータ定額を利用すると料金が変動する。さらに今回はアップグレードプログラムEX(月390円)に加入しているので、端末は48回払いになっているが、2年後以降に機種変更することで残債は免除される。

 外出先でYouTubeを見たりと、一般的なスマホの使い方ではトータル11万円で収まりようがないが、ヘビーユーザーでなければ最初の2年間はドコモの2機種より安く済みそうだ。

 ドコモ2機種では17万円台から、2機種の差は端末価格の差だ。とはいえauとは差が出た格好。

 ただしQua phone QXよりもデータ通信の上限が月2GBまでと高く、さらにドコモの2機種のほうがより2年以上の長期での使用(docomo withは2年目以降も延々と月1620円引き)を考えており、スマホを長く使っていけばオトク度は増していく仕組みになっている。

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