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T教授の「戦略的衝動買い」 第439回

ベルトの柄も自作できる! ソニーの電子ペーパーウォッチ「FES Watch U」を衝動買い

2017年07月19日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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文字盤とベルトの柄をダウンロードして時計を飾れる!

 FES Watch Uは初代モデルとは異なり、スマホと連携使用することでよりエンターテーメント性が加速する設計になっているが、特にスマホユーザーでなくても、目玉となっている文字盤とベルトの柄の変更(以降、文字盤とベルトの柄をまとめて単に「柄」と記する)を楽しむことは可能だ。

 出荷時に数多くの柄変更のバリエーションがウォッチ内のメモリ-にプリロードされているので、側面のボタンを押してそれらを切り替えるだけでも2週間近くは、毎日違う柄で楽しめる仕組みとなっている。多少チープだがファッショナブルな柄だ。

時刻表示のモードを「側面のボタンを押しただけ」に設定した場合や、しばらく静かに放置した場合は、このように文字盤もベルトも連続した模様が表示され、腕時計よりもアクセサリー的バングルイメージとなる。持ち上げると時刻表示が表われる

時刻表示のモードを「側面のボタンを押しただけ」に設定した場合や、しばらく静かに放置した場合は、このように文字盤もベルトも連続した模様が表示され、腕時計よりもアクセサリー的バングルイメージとなる。持ち上げると時刻表示が表われる

時刻を「常時表示」にした場合の表示。自作柄の場合はアナログ針やデジタル数字モードを選択設定可能だ

時刻を「常時表示」にした場合の表示。自作柄の場合はアナログ針やデジタル数字モードを選択設定可能だ

 文字盤の時刻表示は、「常時表示」モードと側面のボタンを押した時だけ表示する「オンデマンド」モードの2種類から好きな方を設定できる。

 プロのクリエイターが制作し、今のところは無償提供される柄をダウンロード使用したい場合や、自分自身のオリジナル柄を自作したいユーザーは、スマホに「FES Closet U」というアプリをダウンロードする必要がある。

STOREに掲載されたクリエーターの柄を使ったり、自作柄を制作してFES Watch Uに転送したいユーザーは「FES Closet」アプリをダウンロードする必要がある

アプリをダウンロードして5分くらいですべての設定は終了する

アプリでは、自分のFES Watch Uの各種設定や柄の管理などもできる

 FES Closet UアプリはBluetooth 4.1 LE(Low Energy)を備えているiOS版とAndroid版がサポートされている。筆者はiOS版をiPhone 7 Plusに、Android版をHUAWEI P10 Plusにダウンロード導入し、どちらもまったく問題なく動作している。

 前述したようにFES Closet Uアプリで実現できることは、新しい柄のダウンロードや、オリジナル柄の制作、FES Watch Uへの転送、そして自分のFES Watch Uの各種管理だ。

FES Watch Uの着せ替え柄は、STOREとCLOSETの2段階で管理できる。クリエーターの制作したレディメイドの柄はSTOREからダウンロードや試着が可能だ。普段使いの着せ替え柄はCLOSETに保管され、基本的にはFES Watch U側のメモリーに収納して、側面のボタンで臨機応変に切り替えられる

 各種管理では、FES Watch Uの文字盤の時刻表示のタイミング(常時あるいはボタン連動)や日時をスマホに合わせる選択設定、そして、自分が使用しているすべての柄の管理ができる。柄は「STORE」と「CLOSET」という2種類でレベル管理できる。

 説明は不要かもしれないが、CLOSETは自分の日常使いの着せ替え柄を収納する場所。STOREは、前述したプロのクリエーターが制作した新柄などをダウンロードできる場所だ。

 STOREでは「TRY」と「GET FREE」という選択が可能だ。TRYは試着で、気に入らなければ放っておけば、しばらくすれば消えてくれる。

 試着してみて柄が気に入ってほしい場合はGET FREEを選択してダウンロードしてFES Watch Uにワイヤレス転送すればいい。

 一方、CLOSETでは任意の柄が現在使用中(IN USE)か、CLOSETにはあるがFES Watch U側には未転送(SEND)なのか、CLOSETから削除(DELETE)するかの選択が可能だ。

 セッティングのページでは腕時計の日時設定や時刻表示モード、ウォッチの柄の一覧管理やウォッチとスマホの連携登録解除や初期化などを指定して実行することができる。

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