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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第12回

【鉄板&旬パーツ】PCライトアップの鉄板アイテム LEDファンの売れ筋を聞いた

2017年07月15日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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スタッフ注目のNZXT「Aer RGB」

 定番LEDファンの「CORSAIR」製品群に加えて、TSUKUMO eX. 6階スタッフの石井さんが注目しているというLEDファンが、“ほかとは違った発光“、“ソフトウェアでのLED制御”、“NZXT製品群との連携”といった特徴を持っているNZXTの「Aer RGB」シリーズだ。

LED制御をOS上から行なえる「Hue+」向けに設計されたRGB LEDファンの「Aer RGB」シリーズ。120mmと140mmモデルを用意

2.5インチベイに取り付け可能なLEDコントローラーアダプターの「Hue+」。本体にはホワイトLEDを装備。LEDストリップ×4本が付属する

 ファン前面(吸気側)のフレーム部に8個のRGB LEDと光を分散する白色系カバーを装備するNZXT「Aer RGB」シリーズ。同社のLEDライティングキット「Hue+」と組み合わせて使用することで、多彩なカラーと発光パターンをシステム統合ツール「CAM」から制御可能になる。

 「Hue+」は実売価格8700円程度になるため、初期投資は最低でも1万3000円前後からと、ややかさむが、「Aer RGB」の発売以来売れ好きは好調という。ここからは、そんな「Aer RGB」を紹介していこう。

「Hue+」には、10個のLEDを備えるLEDストリップ4本(300mm)が付属。ネオジウム磁石と両面テープで固定可能だ

LED制御は2系統を備え、1系統あたり「Aer RGB」×5基、LEDストリップ×4本を制御できる

LEDストリップの延長ケーブルも付属。なお、LEDストリップ自体は一般的な4ピンコネクターを採用

電源はペリフェラル4ピンコネクターで供給する形になっている

モニタリングやGPUのオーバークロックなど、多機能なNZXTのシステム統合ツール「CAM」

PCに「Hue+」を接続することで、「CAM」からLED制御が可能になる

柔らかな光りでPCを彩りたい人に!

 LEDを覆う白色系カバーを備える「Aer RGB」シリーズの光り方は柔らかで、TSUKUMO eX.スタッフの石井さんイチオシなのも納得。地味すぎず、派手すぎずにPCを彩りたい人は、注目だろう。

ファンが直接見えるフロント強化ガラスのPCケースなど、多少ケースは選ぶが、ほかのLEDファンとは、ひと味違った光り方を楽しめる「Aer RGB」

 「Aer RGB」は、ファン制御とLED制御のケーブルは別系統になっており、LED制御ケーブルはデイジーチェーン接続に対応している。

 ファン回転数を「CAM」上で制御できないのは残念だが、逆にマザーボードや5インチベイタイプのファンコントローラーで制御したい人や、ラジエーターなどに複数基を取り付けるといった使い方では、別系統なのはうれしいポイントだろう。

ファンブレードは一般的なブラックカラー。白色系カバー部を見せるように搭載するのが大事だ

フレーム側面にLED制御用のIN・OUTコネクターを備え、デイジーチェーンが可能。また、固定ネジ穴部はゴムになっている

プリセット設定はチャンネル全体に適用されるが、カスタム設定を使えばファンごとに発光カラーやパターンを設定できる

 ちなみに、システム統合ツール「CAM」はNZXT製品を使用していなくとも使用可能。CPUやGPUなどのモニタリング、GPUのオーバークロック、ゲーム画面にCPUやGPU負荷などの表示といったことができ、スマホでのモニタリングも可能になっている。

CPUやGPU、ネットワーク負荷などをモニタリングでき、スマホでも確認可能だ。また、日や週で表示することもできる

フレームレートやCPU、GPUの温度、負荷などをゲーム画面に表示可能だ

【取材協力】

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