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最強ミラーレス一眼「α9」とお安くなった「α7II」、どっちを買うべきか!? 第1回

今日(5/26)発売のソニー高速フルサイズ一眼「α9」と「α7II」を見比べてみた!

2017年05月26日 12時00分更新

文● 周防克弥

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プロ向けとして重要なオプションも豊富に用意!

 (一眼レフを含めた)αシリーズにおいて、「9」が付くモデルはフラッグシップモデルを意味し、プロ用途を想定した最上位モデルに代々つけられてきた特別なナンバーだ。

 ミラーレス機のシリーズに「9」のナンバーが与えられたいうことは、レンズも含めたシステム全体でプロやハイエンド系ユーザーへ自信を持ってアピールすることの表われと思える。

一緒に発表された望遠ズーム「SEL100400GM」。100mmから400mmまでをカバーし、開放F値は100mm側でF4.5、400mm側でF5.6になる。Eマウントでは初の本格的な望遠ズームだ

一緒に発表された望遠ズーム「SEL100400GM」(7月発売。希望小売価格は税別32万円)。100mmから400mmまでをカバーし、開放F値は100mm側でF4.5、400mm側でF5.6になる。Eマウントでは初の本格的な望遠ズームだ

アダプターを介してAマウントレンズを装着した状態

アダプターを介してAマウント(一眼レフα用)レンズを装着した状態

縦位置用グリップ「VG-C3EM」(希望小売価格は税別3万5000円)。横位置とほぼ同じ操作が可能になる

装着した状態の背面側

装着した状態の背面側

バッテリーを2つ内蔵できるので、長い撮影でも安心

バッテリーを2つ内蔵できるので、長い撮影でも安心

本体のグリップ下のバッテリーカバーを外して取り付ける。本体にバッテリーを入れることはできなくなるが、縦位置グリップに2本内蔵することが可能になる

グリップエクステンション「GP-X1EM」(希望小売価格は税別1万2800円)。縦方向にグリップを延長できる。高さのないα9では小指があまってしまうが、これがあるとすべての指でしっかりグリップできるようになる

α9に取り付けた状態。三脚穴を利用して装着する。小指の遊びがなくなるので格段にホールディング性がよくなる

グリップエクステンションはα7IIにも装着可能だ

 レンズ交換が可能なカメラの場合、本体が良くてもレンズを含めた周辺機器までも含めての評価が必要。どれだけ高性能なカメラでも、利用できるレンズがプアーだったり、まともな周辺機器がないと使い物にならない場合がある。

 ミラーレス機のαシリーズ、正確にはEマウントを採用するデジカメがプロ現場の一線級に投入されたことは、今後も含めて期待を感じる。

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