このページの本文へ

おじさんファッション脱却カウンセリングでどこまで変身できるのか

2017年04月13日 06時00分更新

文● 藤崎雅子(ダイヤモンド・オンライン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

実は節約になる可能性も?
スタイリストサービス人気上昇中

「年齢より老けて見られる」
「婚活がうまくいかない」
「娘が一緒に出歩くのを嫌がる」
――その原因、もしかしてファッションにないだろうか?

かっこよくキメたくても、どうすればいいのか分からない…そんな人は、思い切ってファッションスタイリストに洋服選びをサポートしてもらったらどうだろうか(after写真は下)

 身なりに無頓着な男性は少なくない。ラクだからといってジャージばかり着ている。20年前の服をヨレヨレになっても着ている。最近は無難に地味な色の服ばかり選んでしまう――これでは年齢以上のスピードで「くたびれたおじさん」へまっしぐらだ。

 しかしながら、かっこよくキメたいと思っても、「自分に似合う服がわからない」「流行についていけない」「じっくり洋服を買いに行く時間がない」といった男性も少なくないことだろう。

 ならば、プロの手を借りてはどうだろうか。

 今、芸能人がスタイリストをつけるように、プロに個人の洋服選びをサポートしてもらう人が増えている。女性を中心に広がりを見せているが、男性も対象とするサービス事業者も少なくはない。

 芸能人のファッションも手掛けるスタリストを抱える「チェンジングミー」も、その1つだ。利用者は男女半々で30代以上が中心。日常の洋服選びから、「お見合い用の服を選びたい」など特別な日のコーディネートまで、さまざまなニーズに対応している。

「チェンジングミー」の買い物同行サービスを利用後。年相応のカジュアルファッションで好感度は大幅にアップした

 同社を主宰する近藤忠勝さんが7年前にこの事業を立ち上げたきっかけは、スタイリストをしている友人の手で自分自身が「イケてない」ファッションから脱したことだという。

「ずっと髪はボサボサ、洋服はお下がりばかり。さすがに社会人になってもう少し身なりに気を遣おうと思ったのですが、おしゃれなショップを知らないし、そもそもそこへ着ていく服もない状態でした。プロにコーディネートしてもらって、人前に出ても困らない程度になったら、外見だけでなく内面の自信にもなったのか、異性も含む対人関係がうまくいくようになりました。私と同じような方の助けになればと思い、このサービスを始めました」

 ファッションに対するほんのちょっとの気遣いで、その人の印象はだいぶ変わる。チェンジングミー所属のスタイリスト、MEGUMIさんはこうアドバイスする。

「街を歩いていると、パンツが大きすぎて野暮ったかったり、上着の肩幅が合っていなかったり、服のデザイン以前に、サイズの面で残念に感じる方はけっこうたくさん目につきます。プロの手で自分にぴったりのサイズの服を選ぶだけでも、だいぶ印象が変わると思いますよ」

「芸能人でもないのに贅沢では?」という声も聞こえてきそうだが、実はこうしたサービスを利用することで節約になる可能性も。

 何度も洋服選びに失敗して「タンスの肥やし」がたくさんあるという人もいるだろう。しかし、プロに失敗のない洋服選びをしてもらえば、そうしたムダな買い物を減らすことができる。また、スタイリストと一緒に洋服選びをすることで自分に合うサイズや似合う色・デザインが学べ、その後の洋服選びに生かせるため、無駄買いも減らせる。結果的に出費を抑えられるかもしれないのだ。

買い物同行型とサロン完結型
何を重視するかで使い分けを

 それでは、個人向けスタイリストサービスのサービス内容や料金体系はどうなっているのか。事業者によってさまざまだが、大きく2つのタイプが見られる。

 1つは、買い物にスタイリストが同行して服を選ぶ「買い物同行」をメインとしたサービスだ。同行時間に対する料金設定が主流で、前出のチェンジングミーもこの方式をとっている。例えば同社では、買い物同行45分コースが1万円、120分コースが2万9800円で、事前のファッション相談やスタイリストによるショップ下見なども無料で行われる(2017年4月現在)。

「最初に好みやご要望のほか予算も伺って、なるべく予算内に収まるような洋服選びを心がけています。ご要望に合わせてH&Mやユニクロなども利用OKです。ただし、安ければよいのはなく、低価格でも質の良い商品を見極めて紹介しています」(MEGUMIさん)

 もう1つは、カウンセリングや採寸からアイテム購入まで、すべて専用サロン1ヵ所で完結するサービス。例えば、最初に5000円強でカウンセリング90分程度を行い、それを基に後日、用意されたアイテムをサロンで確認し、購入に至るとその品代の十数%がサービス料として商品代に上乗せされる、といった具合だ。

 自分もショップを回ってセンスを磨きたい人や、ショップ巡りそのものが好きな人には、買い物同行型がオススメ。一方、忙しいから効率重視でいきたい人なら、1ヵ所で完結するサロン型が向いていそうだ。

 まずは自身のファッションを改めてチェックしてみよう。

「今、いつまでも冬のような黒っぽい服ばかり着ている方は、インナーなどの1点だけでも明るい色のものを加えてみたり、黒系でもボーダーなどで少しさわやかさを意識してみてください。季節感を取り入れるだけでもセンスのよさが感じられますよ」(MEGUMIさん)

 いろんなものがリフレッシュされる春。「おじさん」っぽいと言われている人も、プロの手でファッションを一新してみてはどうだろうか。

(藤崎雅子/5時から作家塾(R)


※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。転載元はこちら

カテゴリートップへ

最新記事
最新記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ