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美女と最新撮影機器の共演! 360度カメラが人気の「CP+ 2017」レポート

2017年02月24日 19時00分更新

文● 佐藤ポン 編集●南田ゴウ

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 国内最大級のカメラと写真映像の展示会「CP+ 2017」が、パシフィコ横浜で2月23日~26日まで開催中。360度ぐるりと撮影できるニコンの「KeyMission 360」やリコーの「THETA」などの全方位カメラが来場者の注目を集めていた。

 例年どおり各社のブースには最新機種を体験できるトライアルコーナーが設けられており、こちらも開場直後から賑わいを見せていた。

タフに使える360度アクションカメラ
ニコン「KeyMission 360

 本体の前後に2つのカメラを内蔵した、4K動画撮影対応のアクションカメラ。ハウジングを使わずに30m防水に対応。ニコンブースでは自転車用のハンドルバーマウントやヘルメットマウント、リモコン用リストバンドなど多数のアクセサリーを展示していた。

防水と耐衝撃に優れた360度アクションカメラ「KeyMission 360」

「ベンテッドヘルメットマウント」を使った使用例。両手がフリーになるので登山などで有効

オプションのリモコンを使えば遠隔操作が可能

ハンドルバーマウントや水中用レンズプロテクターなど、さまざまなアクセサリーが用意されている

「KeyMission 360」で撮影された動画をVRで体験できるコーナーが人気だった。ゴーグル内にiPhoneが内蔵されている


360度カメラの先駆けは最新技術を公開
リコー「THETA

 人気の360度カメラ「THETA」シリーズを展開するリコーは、現在研究中の技術デモを公開していた。THETAで撮影した2K動画を4Kにアップコンバートするデモや、全方位画像と高解像度画像をシームレスにつなぎ合わせる技術を紹介。

ブースの入り口には巨大な「THETA S」がお出迎え

「THETA S」で撮影したフルHD動画を4Kにアップコンバートしたデモ

「THETA S」で撮影した全方位画像の何箇所かに、「PENTAX K-1」で撮影した高解像画像が重なっている。その部分を拡大すると、ぼやけることなくくっきりと表示される。なお、画像を重ね合わせる際の位置調整はすべてAIが自動的処理しているそうだ

セルフィーに特化した女性向け360度カメラ
カシオ「EXILIM EX-FR100L

 カシオの全天周カメラ「FR」シリーズは、約185度撮影可能なカメラ。カメラとディスプレーが分離するのが特徴で、スマホを使わずに遠隔操作ができるのが特徴。さらにFRシリーズのカメラを2つ用意すれば360度映像も撮影可能だ。

カメラと本体が分離するのがおもしろい

360度ムービーを撮影する際には、オプションのマルチカメラマウンターが必要になる

撮影した画像はWi-Fi経由でスマホに転送できる

自転車に取り付ける一例。カメラのアングルを気にせずモニターを装着できる

3月17日発売予定の新機種「EX-FR100L」は、自撮り機能に特化したモデル。簡単な操作で背景の色を鮮やかにしたり、被写体の脚を長く加工できる

スマホに装着して使う360度カメラ
ルミカ「wink」

 ルミカの360度カメラ「wink」は、スマートフォンに装着して使う。winkだけでは機能せず、micro USB経由でスマートフォンに接続することでカメラとして機能するのが特徴だ。

 会場のスタッフによるとまだ詳細は決まっていないが、今年4月ごろの発売を予定しているそうだ。本体の設計がシンプルなので価格は控えめになるとのこと。

スマートフォンに接続すると、360度カメラとして機能する。現在はAndroidのみだが、今後はiOSにも対応する予定

2つのレンズとmicro USB端子がついているだけなので小型軽量

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