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ファーウェイ通信 第41回

高級感を感じさせる小型筐体に充実のスペックを搭載した一台

5型でコンパクト&エレガント! SIMフリー機の新シリーズ「HUAWEI nova」をレビュー!!

2017年02月22日 11時00分更新

文● 加藤肇 編集● ASCII編集部

提供: ファーウェイ

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もちろん性能も高い! オクタコアCPUに3020mAhの大容量バッテリー
DSDSにも対応し、仕事とプライベートを1台のスマホで

 ここからは気になるスペックを見ていこう。CPUにはクアルコム製のオクタコアCPU、Snapdragon 625(2GHz×8)を採用。メモリーは3GBだ。実際に使っていると、サクサクとした操作感が好印象。複数アプリを起動していてもそれは変わらず、一般的な使い方であればストレスを感じることは考えにくい。

 ディスプレーは前述のとおり、5型IPS液晶を搭載しており、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。前述の狭額縁仕様のほか、1500:1の高コントラスト比、NTSC85%の広色域も特徴だ。ブルーライトを約50%カットして目の疲れを軽減する視力保護モードも用意されている。

テキストが中心のアプリを使う際に適した、ブルーライトをカットする設定が用意されている

 5型モデルで、かつ約7.1mmと薄型の本体ながら、3020mAhの大容量バッテリーを搭載している点にも注目だ。標準的な使い方であれば約2日の使用が可能だという。本体下部にType-CのUSB端子を搭載しており、5V/2Aの急速充電に対応している。

USB端子はType-Cを採用し、高速充電にも対応する

 ネットワーク面では、対応周波数はLTEはバンド1/3/5/7/8/18/19/28/38/40で、キャリアアグリゲーションにも対応する。ドコモMVNOの格安SIMとの相性もバッチリだ。

 さらに4G+3Gの同時待受が可能なデュアルSIMデュアルスタンバイ仕様(DSDS)になっているため、たとえばプライベート用と仕事用の2枚のSIMを挿して、この端末1台で両方を待ち受けすることもできる。さらに完全なプライベートな時間では、仕事用のSIMの機能を切ってしまうのもありかも。

4G+3GのDSDS機能にも対応する。仕事用とプライベート用の番号を1台で待ち受けできる

ソニー製の大型センサーを搭載し、室内や暗所で強いカメラ
楽しいセルフィー撮影も可能

 カメラについては、まずリアのメインカメラにはソニー製の1200万画素センサーを搭載している。画素数的には最近のスマホとしては標準的だが、画素ピッチが1.25μmという大型センサーなのは特筆すべきポイントだ。最近のスマホのカメラでは、画素数より画素ピッチに注目が集まる傾向がある。1画素あたりの受光面積が広いことは、室内のような比較的暗い場所で、ディティールに優れた写真が撮れるかどうかのキーとなるためだ。また、像面位相差&コントラスト方式のAFは0.3秒と高速で、シャッターを押してからのタイムラグがほとんどなく快適である。

フラグシップ機と異なり、HUAWEI novaのカメラはシングルセンサーだが、ソニー製の大型センサーを採用し、暗所などでも強味を発揮する

 さらに800万画素のフロントカメラも優秀だ。F値2.0というレンズとの組み合わせにより、光量が十分でないシチュエーションにおいても、ディスプレーの光を照明にした低照度セルフィー撮影が可能。10段階の美顔補正レベルを選択できる「ビューティー」モードや、持ち主の顔を撮影時に自動認識して設定しておいたレベルに補正してくれる「パーフェクトセルフィー」モードなど、ファーウェイ製端末ではおなじみの機能も利用できる。

 使ってみて面白かったのが、新たに加わった「メイクアップ」モード。文字どおりにメイクをしたような効果を自動で加えてくれる機能なのだが、「スウィート」「キュート」「クラブ」といった8種類のスタイルが用意されており、プレビューで確認しながら選ぶことができる。ライトなコスプレ感覚でみんなで写真を撮っても楽しそうだ。

セルフィー時の顔を認識し、化粧などの効果を加える「メイクアップ」モード

 そのほか、ISO感度やシャッタースピード、露出補正、AF切り替え、ホワイトバランスの設定ができる「PRO」モードや、料理をおいしそうに撮れる「ナイスフード」モードといった撮影機能も利用可能。また、4K動画(30fps)の撮影にも対応している。

設定を自由に変更できる「PRO」モード

 以下は、HUAWEI novaで撮影した作例だ。

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