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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第492回

望遠とは思えない画質! オリンパスの新しい12-100mmレンズは猫撮り最強レンズかも

2017年01月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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ぶらぶら散歩するには最高のレンズ

 200mm相当ってそれなりに望遠なのであまり近寄れない猫も全身をしっかり撮れる。

 前ページの冒頭写真はたまたま出会った子猫の兄弟(だと思う)。

 塀の上に2匹が重なってた。

 この後2匹はバラけてそれぞれが別の場所に。

階段にちょこっと座った長毛子猫。手すりの隙間に顔が入るようにして撮影(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

階段にちょこっと座った長毛子猫。手すりの隙間に顔が入るようにして撮影(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

もう1匹はアパート脇の隙間にちょこんと入り込んでちょっと不安そう(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

もう1匹はアパート脇の隙間にちょこんと入り込んでちょっと不安そう(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

 多少近寄らせてくれる猫なら顔のアップも撮れる。

あっち行ったりこっち行ったりでなかなかじっとしてくれなかった猫の止まった瞬間を狙ってみた。高倍率ズームレンズとは思えないクオリティーがすばらしい(2017年1月 オリンパス OM-D E-M1)

あっち行ったりこっち行ったりでなかなかじっとしてくれなかった猫の止まった瞬間を狙ってみた。高倍率ズームレンズとは思えないクオリティーがすばらしい(2017年1月 オリンパス OM-D E-M1)

 このレンズ、便利すぎて使ってると人間が堕落するわーと思う。人間堕落レンズ。

 日常的にカメラにつけてぶらぶら散歩するには最高のスペックだ。

 そんな風に散歩しながら撮った写真を最後に。

 とあるおうちの庭の木に、ミカンがぶら下げてあったのである。

 もちろん野鳥用。

 メジロのつがいがめざとく見つけて食べに来てたのでカメラを向けると……窓の向こうに猫!

ええ、これは猫写真というよりは鳥写真です。でもその後ろに猫が! 猫と野鳥を一緒に収められるとはなかなか面白い体験でありました(2017年1月 オリンパス OM-D E-M1)

ええ、これは猫写真というよりは鳥写真です。でもその後ろに猫が! 猫と野鳥を一緒に収められるとはなかなか面白い体験でありました(2017年1月 オリンパス OM-D E-M1)

 いやあびっくり。

 うちの猫って窓が閉めてあってもベランダに鳥がやってくるだけで大騒ぎするのに、この家の猫ったら目の前にメジロがやってきても全然気にしてない。もう慣れちゃったのかねえ。

 おかげでメジロものんびりとつついてる。

 ちょっといい風景でありました。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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