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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」第143回

今年の個人的ベストゲーム「Mini Metro」と、スーパーマリオラン

2016年12月16日 10時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII.jp

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いよいよ今年の真打ちマリオの登場だが

 2016年を代表するゲームは、なんといってもPokemon GOでしょう。

 もちろん各国でのベストiPhoneゲームに選ばれています。しかも、他のアプリが「Best Game on iPhone」と表記されているのに対して「Breakout Hit on iPhone」という表示を唯一獲得している別格扱いでした。

 こうした社会現象とまではいかないかもしれませんが、App Storeのゲームカテゴリの業界の真打ちとして登場するのが、12月15日配信の「スーパーマリオラン」です。

 9月7日に開催したiPhone 7を発表したイベントでは、Appleの役員も大歓迎で迎えた任天堂の人気キャラクター。こちらも、ダウンロード数やアプリ内課金の売上高などで、記録を樹立する可能性があります。

 筆者はiPhone 7の発表会があった9月7日に、30秒だけスーパーマリオランをプレーしています。

 走り続けるマリオを「タップ=ジャンプ」でコントロールしてコインをたくさん取る仕組みは、ゲームがへたくそなファミコン世代の筆者でも、5秒で操作や動きを理解し、すぐに楽しめました。

 マリオの動かし方に慣れた頃の動きを、5秒で獲得できる気持ちよさを感じるのは、マリオの各シリーズをプレーしてきたからこそ、だと思いました。

 同時に、1つ思ったことがあります。スーパーマリオランは、スマートフォンでも人気のあるジャンルである「ラン&ジャンプ」系のゲームだということです。

 2016年のApp Storeベストを眺めていても、例えば「Chameleon Run」(https://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=1084860489&mt=8&ls=1)も、このジャンルに当てはまります。ピクセルっぽいの雰囲気もあるスペーシーな3Dグラフィックスと、2本の指で操作するギミックがおもしろいゲームです。

 スピード感あるプレート簡単操作を両立させるスマホゲームの1つのスタイルとなっているジャンルにマリオが収まった、と思うと少しマリオへの期待感が和らいでしまう自分がいます。

 もちろん、スマホでマリオというのは楽しみで仕方ないのですが、冷静にスマホゲームとして見た時には、割と普通。とはいえ、キャラクターのパワーは無視できないほど強大といったところでしょうか。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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