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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第239回

海で使えるソニー最強コンデジ、RX100Vと純正ハウジングを活用する技

2016年12月08日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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ハウジングにカメラの装着するのは簡単だがマニュアル必読

 「MPK-URX100A」にカメラをセットするのは簡単だが、浸水事故を起こさないためにも慎重に作業する必要がある。ハウジングは片開きで、バックルは大きい。もちろんロックがついているので、海中で誤って開くようなことはない。

 RX100シリーズは世代ごとに微妙に形状が異なるので、それぞれに対応するアタッチメントを利用する必要がある。リアアタッチメントは初代対応とM2~M5対応の2種類、レンズリングアダプターは初代・M2対応とM3~M5対応の2種類から選ぶ。リアアタッチメントはハウジングにセットし、レンズリングアダプタはカメラにセットする。注意したいのが、リアアタッチメントのセット方法。リアアタッチメントはM2からM5までの共用なのだが、電源スイッチを下げるカバーのセッティング方法が、M2とM3~M5で異なるのだ。

 あとはハウジングにカメラを入れ込めばいい。セットできたら、フラッシュを起こしておくこと。水中では、フラッシュを起こすボタンを操作できないためだ。不要なら、設定で発光しないようにすればいいだけ。また、ハウジング装着後はカメラのコントロールホイールは操作できないので、Mモードでシャッター速度を変更したり、MFモードで露出を変更したいときは、あらかじめ設定したあとセットしておこう。

 内部フラッシュを使う場合は、拡散板もセットする。その際、ストラップを通すのを忘れないようにしよう。また、本来は、Oリングに付属のシリコングリスを塗る手順もあるが、お借りした機材はセット済みだった。セットできたら、水につけてきちんと装着できているか確認し、準備完了だ。

RX100M5用のリアアタッチメントとレンズリングアダプター

バックルはとても使いやすく、これで水深40mに耐えられるのか不安になるほど

レンズリングアダプターを装着する。奥まで詰めるというよりは、レンズ前面にツラを合わせてセットする感じ

リアアタッチメントの電源カバーもモデルによって位置が異なるので注意が必要

カメラをハウジングにセットする

バックルを締める。そんなに力を入れなくていいのがラク

一通り操作できることを確認する

潜る前に水に漬けてテストする

内蔵フラッシュを使うなら拡散板をセットする

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