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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第483回

いろんな望遠コンデジで猫の顔をアップで撮る!

2016年11月11日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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画質を重視するなら、やっぱり一眼+望遠レンズで

ここまで望遠だと(600mm相当)立体感がなくなって正面から撮ると平面的に写り、模様や表情がより際立つのが面白い。口元がかわいいですな(2016年5月 ソニー DSC-RX10M3)
ここまで望遠だと(600mm相当)立体感がなくなって正面から撮ると平面的に写り、模様や表情がより際立つのが面白い。口元がかわいいですな(2016年5月 ソニー DSC-RX10M3)

 望遠と画質を同時に満たそうとすると、1型センサーを搭載したハイエンドコンデジの出番になる。10万円越えになるし、ボディーもデカいけど、その分幅広い撮影ができて楽しいのだ。

 600mm相当まで伸びる、デカくて高いけど万能なソニーの「DSC-RX10M3」で顔のアップ。

 気持ちよさそうに寝てる顔にぐっと寄ってみた。これ、カメラ持って猫が反応して起きちゃうから遠くから望遠で狙うのである。

 さらに画質を重視するならデジタル一眼+望遠レンズの出番だ。

 前ページ冒頭の写真はソニーのミラーレス一眼「α6300」に望遠ズームレンズ。

 遠くからそっと猫の横顔を追ってみた。カメラを意識してないのがいい。

 もう1枚は顔のどアップを。

ちょっとやさぐれた感じがたまらないハチワレ。鼻の一部が黒いとことか舌がちょろっと出てるとこも合わせてなかなかのツラガマエである(2016年6月 ソニー α6300)
ちょっとやさぐれた感じがたまらないハチワレ。鼻の一部が黒いとことか舌がちょろっと出てるとこも合わせてなかなかのツラガマエである(2016年6月 ソニー α6300)

 至近距離で見つめ合ってるようだけど、実はけっこう離れております。望遠ならでは。にらみ合うつもりはなかったのだが、カメラを向けたらバレちゃったので。

 そうそう望遠で顔のアップを撮るときは「目」にピントを合わせること。鼻にピントを合わせると目がボケちゃうから。

 オリンパスの「E-M1」に40-150mm F2.8のちょいとお高めのレンズをつけて2枚。足下にいる猫をあえて上から狙った。いつも這いつくばって猫目線で撮るだけが能じゃないのだ、ということで。

上から、ちょっと顔を上げた瞬間を狙ってみた。猫を上から撮るときは、顔を上げたところを狙うべし(2014年12月 オリンパス E-M1)
上から、ちょっと顔を上げた瞬間を狙ってみた。猫を上から撮るときは、顔を上げたところを狙うべし(2014年12月 オリンパス E-M1)

 最後はうちの猫。家の中であえて望遠レンズである。

 普通飼い猫を撮るときにわざわざ望遠レンズってつけないじゃない。いくらでも近寄って撮れるし。

 そこが盲点。あえてちょっと離れて望遠でアップを狙う。そうするといつもとは違った、遠くから見守ってる感のある写真になる。気持ちよく寝てるのを起こさない飼い主のやさしさですな。

冬が近づくと窓からの日差しが気持ちよくなるのでこうして日向で寝るのである(2016年11月 オリンパス E-M1)
冬が近づくと窓からの日差しが気持ちよくなるのでこうして日向で寝るのである(2016年11月 オリンパス E-M1)

 まあ今回、望遠で顔のアップ特集にしたのは、たまたま日向で寝てたうちの猫を望遠でそっと撮ったからである。

 こうしてみると、無精しないで望遠レンズを1本持って出かけたいねえと思う。近づけない遠くの猫を望遠で、じゃなくて、近い猫をあえて望遠で。そうすると猫の細かな表情や顔の個性や目の色なんかがよく見えて楽しいもんである。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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