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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第50回

米軍のミリメシの木箱を作ってみました

2016年11月07日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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切った貼ったでできあがり

 買ってきた材木をノコギリで切っていきます。電動ノコギリは手放してしまったので、ひたすら手作業。ふだんあんまりやらないので変に力が入ってしまい、すっかり疲れてしまいました。特に長い方向に真っ直ぐ切るのは一苦労です。

購入した材木。杉板です

ノコギリでカット

 切り終わったら次はステンシル。ネットで見つけた画像を元にPhotoshopでそれっぽく作成し、ケント紙にプリントしてカッターで切り抜きます。

 ご存知のとおり、ステンシル文字はOやRなどの真ん中の部分が抜け落ちてしまわないように、細い線で繋がった状態になっています。Kレーションの箱は文字に切れ目がないので、ステンシルではなく印刷の様子。板に印刷はできないので、ステンシルにしておいてあとで修正することにしました。

ケント紙で作ったステンシル

黒スプレーを吹き付け

OやRなどに切れ目があります

筆で修正。木は吸水性が高いので、修正しても目立ちません

 横にはメーカー名と製造年が入ります。メーカーはいくつか見つけた中からケロッグをチョイス。日本で知られているメーカーがいいかなと思って。ほかにもハインツなどもありました。

横にはメーカー名と製造年。これもあとで切れ目を修正します

 板の厚みは12ミリ。釘はそのセンターになるように端から6ミリのところに打ちます。6ミリしかないとなると板が割れる可能性が高いので、ドリルで下穴を開けました。杉板は若干ソリがあるため、そのまま釘で打っても隙間が空いてしまいそうだったので、木工用ボンドで貼り付けた上で釘打ち。底は細い板を4枚で作ります。箱の角を90度にできるベルト式の固定具で固定して一晩放置。

釘を打つ前に下穴を開けます

ボンドが乾くまで固定。数年前に買ったベルト式の固定具が活躍しました

 残るはフタ。本物は釘で打ち付けてあったのだと思いますが、一応箱として使えるように取り外しできるようにしてみました。30×14の角材を内側の寸法ギリギリにカットして2本接着。クランプで挟んでこれもまた一晩置きます。最後にひと回り大きいKの文字をステンシルしてできあがり!

ボンドで角材を貼付けました

完成! まあまあそれっぽくできたかな?

 慣れない木工作業なので粗はたくさんありますが、パッと見はそれっぽくできたかなと思います。こうなると中に入れるレーションがほしくなるなぁ。確かそっちもレプリカが販売されていたような……ポチッ。

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