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コンパクトでも多機能な最新ミラーレス一眼3機種をレビュー 第2回

オシャレな見た目と多彩な機能! オリンパス「PEN E-PL8」をチェック!

2016年11月01日 10時00分更新

文● 周防克弥

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色が鮮やかに再現される傾向
E-PL8の画質をチェック!

感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

 感度はISO 100~25600まで設定できる。ノイズはISO 1600あたりから出はじめており、目立つのはISO 12800以降。最大感度のISO 25600では結構ノイズが目立つが、偽色は少ない。

 ISO 100の画質はかなり良好だが、ISO 200にするだけでノイズリダクションの影響か、細部の再現性が低下しはじめている。

 ISO 1600くらいまではそれほど気にはならないものの、ISO 3200以降では細部のディテールに影響が出ているので、可能ならばできるだけ感度は上げない方向で、ISO 100での撮影を推奨したい。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」(広角側)

F3.5

F3.5

F4.0

F4.0

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

F11

F11

F16

F16

F22

F22

 キットに含まれるレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」の画質もチェックしてみよう。

 広角側は絞り開放から画面全体でシャープネスが高く、十分な解像力がある。絞っていってもあまり変化はないが、F16以降、特にF22までいってしまうとかなり描写力は低下して甘い感じになってしまう。F11くらいまでなら十分な性能だ。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」(望遠側)

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

F11

F11

F16

F16

F22

F22

 望遠側は、絞り開放では若干甘い感じだが1段絞れば十分シャープになる。絞っていくとF16以降ではまた甘くなっていく。

アートフィルターの撮影サンプル

ノーマル

ノーマル

ポップアート

ポップアート

ファンタジックフォーカス

ファンタジックフォーカス

デイドリーム

デイドリーム

ライトトーン

ライトトーン

ラフモノクローム

ラフモノクローム

トイフォト

トイフォト

ジオラマ

ジオラマ

クロスプロセス

クロスプロセス

ジェントルセピア

ジェントルセピア

ドラマティックトーン

ドラマティックトーン

リーニュクレール

リーニュクレール

ウォーターカラー

ウォーターカラー

ヴィンテージ

ヴィンテージ

ピクチャーモードの撮影サンプル

i-Finish

i-Finish

Vivid

Vivid

Natural

Natural

Flat

Flat

Portrait

Portrait

モノトーン

モノトーン

eポートレイト

eポートレイト

水中

水中

 14種類のアートフィルターにはそれぞれにバリエーションがあり、効果の強弱を変えたりできる。

 また、アートフィルターとは別にアートエフェクトが9種類あり、アートフィルターと組み合わせて利用することが可能だ。

 「アートフィルターブラケット」は、ピクチャーモードまで含めて1度のシャッターで全画像を記録することができる。しかし、一度シャッターを切ったあとは順次加工され、記録されていくので、設定を多くしているとその分記録に時間がかかってしまう。

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