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長~く使える極上のPCケース2016 第1回

長~く使える極上のPCケース2016【Antec/CORSAIR編】

2016年11月03日 12時00分更新

文● 千駄木 和弘 編集●北村/ASCII.jp

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CORSAIR
「Clear 600C」

●URL:http://www.corsair.com/ja-jp/carbide-series-clear-600c-inverse-atx-full-tower-case
●実売価格:2万2600円前後

華美な装飾のないシンプルなデザイン。本製品はマザーボードの固定向きを通常とは上下逆向きにした「倒立レイアウト」を採用する

マザーを逆に配置する倒立レイアウトで
確実にエアフローを確保

 ケース内の冷却効率をより高めたい、という狙いのPCケースは多くのメーカーから毎年リリースされている。冷却を高めるアプローチは製品ごとに異なり、煙突効果を期待したものや、正圧設計で熱を外に排出するなど、様々な理論や思想を用いて設計されている。

 方法やアプローチは異なるとはいえ、どの製品もエアフローを重視している点は共通している。

 そんな各メーカーの工夫がおもしろい冷却重視PCケースというジャンルに、CORSAIRが今年出してきたのが「Carbide Series Clear 600C」だ。

フロントパネルは樹脂製。フロントパネルの横には約2センチ幅のスリットがあり、前面ファンへの吸入量を十分確保できる

フロントパネル上部には5インチベイカバーを内蔵。パネルのフタは磁石で固定するタイプで、内側に高密度遮音材シートが張ってあるのがうれしい

マザーボード倒立レイアウトなのでCPUがケース下側、拡張スロットが上側になる、上下逆のレイアウトとなる

マザーボード取り付け側のサイドパネルは全面アクリル、マザー裏側のサイドパネルは開口部や窓のないタイプだ

電源ユニットとシャドウベイはケース上部の空間に配置する。エアフローの阻害するものを上部の空間に逃がすことで、ケース前面から背面までスムーズに風が流れ、ダイレクトにCPUと拡張ボードに風を当てる狙いのある設計だ

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