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T教授の「戦略的衝動買い」第401回

VRにハマったため……再び全天球カメラ「THETA S」を衝動買い!

2016年10月19日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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SNSへのアップロードがしやすくなった!

撮影アイコンをタップしたときの画面。静止画/動画の選択やオート/マニュアル撮影の設定変更、撮影設定などがこの画面からできる 撮影設定では、インターバル撮影設定や、撮影後の画像表示のオン/オフ、画像サイズなどの設定を行なえる インターバル撮影設定では、撮影間隔や総撮影枚数の指定などができる
撮影アイコンをタップしたときの画面。静止画/動画の選択やオート/マニュアル撮影の設定変更、撮影設定などがこの画面からできる撮影設定では、インターバル撮影設定や、撮影後の画像表示のオン/オフ、画像サイズなどの設定を行なえるインターバル撮影設定では、撮影間隔や総撮影枚数の指定などができる

 THETA Sで画像を撮影する時は、パノラマ型式のライブビューの画面を観ながら、中央にある撮影アイコンをタップする。

 筆者は通常「オート」で撮影するが、ライブビューで見て極端に暗い室内や夜間は「マニュアル」に切り替えて撮影している。

 静止画と動画の選択はトップに表示されているカメラとビデオのアイコンで選択でき、右上端のアイコンで「撮影設定」の変更、保存もできる。ライブビューをオフにしたり、パノラマ型式のライブビュー表示や全画面でのライブビュー表示が選択可能だ。全画面は大きく見ることはできるが、画像解像度が低いので多少ざらつきが目立ってしまう。

 また、同じ画面上でインターバル撮影の、撮影間隔や総撮影枚数などの指定もできる。ポストビューをオフにしておけば、次の撮影を素早く開始することが可能だ。

theta360ではTHETAのクラウドサービスを利用できる。THETAの解説やユーザーのライブラリーにアクセスでき、自分の撮影画像もアップロード保管できる theta360ではTHETAのクラウドサービスを利用できる。THETAの解説やユーザーのライブラリーにアクセスでき、自分の撮影画像もアップロード保管できる

 「theta360」では、THETAに関する情報やユーザーがログインして利用できるクラウドサービスなどが用意されている。

「設定」では、一般的な設定をすべて行なうことができる 設定画面の最後の方では、共有設定では自分の使っているSNSサービスの選択が可能だ
「設定」では、一般的な設定をすべて行なうことができる設定画面の最後の方では、共有設定では自分の使っているSNSサービスの選択が可能だ

 そして右端の「設定」では、THETA Sの個体情報やその現在設定、現在のスマホとの関係性、画像共有を行なうクラウドサービスなどが表示される。設定や変更などはこの画面で行なえる。

デバイス内画像の中から任意の不要な写真を複数枚削除したり、任意の写真を自分のFacebookなどのタイムラインにアップロードすることも簡単だ 複数写真を削除するには、まず削除したい対象の360度写真を選択し、削除ボタンを押すことで簡単にできる
デバイス内画像の中から任意の不要な写真を複数枚削除したり、任意の写真を自分のFacebookなどのタイムラインにアップロードすることも簡単だ複数写真を削除するには、まず削除したい対象の360度写真を選択し、削除ボタンを押すことで簡単にできる

 デバイス内画像のメニューからは選択した画像の削除やSNSへのアップロードなどもできる。筆者はSNSではFacebookを使用しているので、Facebookを「オン」に指定するだけで、スマホが自動的にアップロードしてくれる。

SNSにアップロードするには、目的の写真を選択し、共有ボタンを押すだけ アップロードする際、実際の写真を動かして、友達に観てほしい好きな向きを指定してアップロードもできる
SNSにアップロードするには、目的の写真を選択し、共有ボタンを押すだけアップロードする際、実際の写真を動かして、友達に観てほしい好きな向きを指定してアップロードもできる

 従来のTHETAアプリでは、SNSへのアップロードはtheta360クラウドを経由し、SNS上ではTHETAの画像ではなくリンク先のtheta360の画像が間接的に表示されたが、今回からは直接目的のSNSのタイムラインに360度画像をアップロード、表示されるようになった。

 また、SNSを見た人が最初に見ることになる360度 全天球画像の初期位置を指定してアップロードすることも可能となった。これにより、視聴者の興味を強く引く画面を最初に見せることもできる。

3種類の全天球画像カメラを比較!

iPhone 7でも稼働確認の取れた「Insta360 Nano」も衝動買いしてしまった iPhone 7でも稼働確認の取れた「Insta360 Nano」も衝動買いしてしまった

 先日、筆者の第3番目の360度 全天球画像カメラとして、iPhone 7でも動作確認の取れた「Insta360 Nano」も衝動買してしまった。

 Insta360 Nanoは単体でも使用できるTHETA型の全天球画像カメラだが、iPhoneのLightningコネクターに取り付けることで、iPhoneの画面をモニターに利用し、手持ちで全天球画像を気軽に撮影でき、撮影後即座にビューイングできる優れものだ。

Gear 360、THETA S、Insta360 Nano……似たもの同士だが、Insta360 NanoだけはiPhoneに接続して使うので手持ちでの撮影が大前提だ
Gear 360、THETA S、Insta360 Nano……似たもの同士だが、Insta360 NanoだけはiPhoneに接続して使うので手持ちでの撮影が大前提だ
自立しないiPhone+Insta360 Nanoは特別製のスタンドに立てて撮影してみた 自立しないiPhone+Insta360 Nanoは特別製のスタンドに立てて撮影してみた

 詳細はもう少し使ってみて今後、本連載で紹介したい。今回は、筆者の手元にあるGear 360、THETA Sを含めた3台の全天球画像カメラで撮影した筆者の室内の360度 全天球画像を比較してみた。

Gear 360の360度静止画。 すぐそばにあるPebble腕時計のベルトやInsta360 Nanoの本体が上手くスティッチングできておらず、無残にも分割されている 同じくGear 360の360度静止画だが、かなり遠方にある「HUAWEI P9」もなぜか一部が消えてなくなっている。どうもスティッチングが不得手のようだ
Gear 360の360度静止画。 すぐそばにあるPebble腕時計のベルトやInsta360 Nanoの本体が上手くスティッチングできておらず、無残にも分割されている同じくGear 360の360度静止画だが、かなり遠方にあるスマホ(HUAWEI P9)の一部がなぜか消えてなくなっている。どうもスティッチングが不得手のようだ

 最初にお見せするのはGear 360だ。解像度は3機種の中で一番高いが、近景のスティッチング能力が低いと言わざるを得ない。

 ご存知のように、360度 全天球画像カメラは2つの魚眼レンズを背中合わせに取り付けて、同時に撮影された2枚の魚眼レンズ画像をつなぎ合わせて一枚の画像に仕上げる技術だ。Gear 360はどうもレンズから20~50cm辺りの近景のつなぎ合わせが弱い感じだ。

THETA Sの360度静止画。近景の部分のスティッチングも優秀で画像事態におかしな矛盾点がない 同じくTHETA Sの360度静止画。自分自身の影が少しあるだけで、少し遠方のHUAWEI P9も分断なく綺麗にスティッチングできている
THETA Sの360度静止画。近景の部分のスティッチングも優秀で画像事態におかしな矛盾点がない同じくTHETA Sの360度静止画。自分自身の影が少しあるだけで、少し遠方のHUAWEI P9も分断なく綺麗にスティッチングできている

 一方、THETA Sはハードウェアの現状スペックから多少解像度の甘さは感じるが、スティッチングアプリの優秀さはピカイチだ。今後、より高解像度の「THETA プロ」などが登場すれば、最強の全天球画像カメラになることは間違いなさそうだ。

参考に撮影してみた一番値段の安いInsta360 Nanoの360度静止画。Gear360と同じく、Pebble腕時計のベルトがちぎれ、その先にあるスマホ(MUSASHI)も少し変だ 遠方のスティッチングは問題なさそうだが、少し近いところにあるHUAWEI P9はGear360と同じように本体の一部が消えている
参考に撮影してみた一番値段の安いInsta360 Nanoの360度静止画。Gear360と同じく、Pebble腕時計のベルトがちぎれ、その先にあるスマホ(MUSASHI)も少し変だ遠方のスティッチングは問題なさそうだが、少し近いところにあるHUAWEI P9はGear360と同じように本体の一部が消えている

 最後に、一番最近購入したInsta360 Nanoは三者の中で最も低価格にもかかわらず、なかなかの解像脳力だ。しかし、近距離のスティッチングに関してはGear 360と似たりよったりという少し寂しい感じだ。

 厳密にはもっと多くの状況下でのテストを行なわないとトータルな評価はわからないが、室内撮影という限られた条件下でクイックに撮影してみた限り、スティッチング機能が優秀で、マルチデバイスに対応したオープンなリコーTHETA Sが群を抜いているイメージだ。

 もちろん、屋外や遠景、動画になればまた違った結果になることも十分予想される。あくまで筆者が最もよく使う、近景撮影の多い室内での撮影を前提に評価したものだ。賢明な読者諸兄は自身の目的に応じた機能を前提にして機種選択をお願いしたい。

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