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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第60回

カードサイズで持ち運べるストロボ用可変型バウンスカードがいい!

2016年10月05日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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バウンスカードとしては無難に遊べる

筆者の場合だと、とりあえずカバンに入れておくアイテム化している

筆者の場合だと、とりあえずカバンに入れておくアイテム化している

シャベルのような形にしてみると、グリッドのように照射範囲を狭めることもできる

シャベルのような形にしてみると、グリッドのように照射範囲を狭めることもできる

 展開させた場合は、165×180mmのカード状態になるため、ストロボ側に角度をつけてバウンスさせてもいいし、EzyBounceを曲げてバウンスさせてもいい。

 また巨大なキャッチライトとしても運用できると、とりあえず撮影に持っていくと、あれこれと自分にマッチした用途に気がつけるだろう。

 気になる部分としては、まっすぐに拡げている場合はいいのだが、微妙な角度をつけている場合、移動しながらの撮影だとその形をキープしにくいことだ。

 逆にいえば、その都度、反射体の角度を微調整できるともいえるので、よく撮影する環境から逆算して検討するといいだろう。

縦位置で撮影したい場合、ベルトの巻き付けは変則的になるが、安定性は確保しやすい

縦位置で撮影したい場合、ベルトの巻き付けは変則的になるが、安定性は確保しやすい

先の写真の状態で撮影してみたもの。ちょっと光は固めな感じ

先の写真の状態で撮影してみたもの。ちょっと光は固めな感じ

バウンスカード的に運用してみた写真。このあたりが楽なので取材用に愛用している

バウンスカード的に運用してみた写真。このあたりが楽なので取材用に愛用している

ストロボにセットしなくても自立できるため、小物撮影用の簡易レフ的な使い方でこのような写真も撮れる

ストロボにセットしなくても自立できるため、小物撮影用の簡易レフ的な使い方でこのような写真も撮れる

カバンの中に入れっぱなしが楽

 折りたたんだ状態がコンパクトであるため、とりあえず、カバンの中に入れっぱなしにしておけるため、うっかりバウンスカードを忘れる展開を回避しやすい。

 チェックしてきたように、使い勝手もいいため、メインのバウンスカードとして使える人もいるのではないだろうか。

 人物から小物まで、撮影するものが多い取材にも対応してくれているため、柔軟性の高い製品ともいえる。カバンの中で邪魔にならないバウンスカードを探しているのであれば、まずはEzyBounceからチェッしてみてほしい。

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